俺の将来に責任が持てますか?

っつー話よ。

 

 

 

これは、

 

息子の言葉です。

 

 

何かの番組で、

スクールカウンセラーの

必要性について、

放送していたのを見た時。

 

 

過去にも記事にしましたが、

 

息子は、スクールカウンセラー

Iさんの一言に潰されました。

(Iさんご自身は無自覚)

 

 

その番組で、

 

「中学生の不登校」

というワードが出た時、

 

 

以前なら、そういう番組は

 

私は見せたくなかったし、

(必ず、余計な事を言う

コメンテーターがいるので)

 

また、本人も避けるような

素振りがありました。

 

でも、

 

先日はフツーに見ていました。

 

ああ、もう息子とっては

すっかり過去の事なんだな、

と思いました。

 

そして、

 

「スクールカウンセラーの

役割が大きくなっている」

 

の言葉を聞いた息子が、

ボソッと呟いたのが、

タイトルの言葉です。

 

 

さらに、次のように続けました。

 

 

たださ、「うん、うん。」

って話聞いて、

適当に相槌を打つなら、

 

別にAIでも良くね?

 

揚げ句にさ、

 

「無理しなくていいのよ」

(モノマネしながら^^;)

 

とかさ、言われてもね。

 

寄り添ってるつもり

かも知れないけど、

正直キモイと思った

 

 

 

一生懸命、子どもの事を

考えてお仕事されている方には

本当にごめんなさい、

なのですが。

 

 

敏感で繊細な気質の子どもにとって、

【責任を伴わない寄り添いは毒になる】

という事です。

 

 

敏感で繊細=不登校気質

 

そういう子供は、大人の言動、

表情の裏の裏まで、

たやすく読み取るんですよね。

 

スクールカウンセラーさんの数が、

うなぎ上りに増えていますが、

 

不登校の子どもの数も、

残念な事に、

それに比例して増えています。

 

 

3年前は19万人でした。

それが今では、約30万人。

 

焼け石に水。

 

どころか、

 

カウンセラーさんによっては、

燃料を足していませんか?

 

 

スクールカウンセラーさんの存在を

否定するつもりはありませんが、

その在り方に改革が必要なのでは?

と思います。

 

 

不登校の子どもにも

いろいろなパターンが

あると思います。

 

 

その中に、

 

「行きたいのに行けない」

(その理由を本人も分かっていない)

 

と思っている子供達が

一定数居る事を、

教育委員会をはじめ、

有識者の方々に、

理解して欲しいのです。

 

 

また、本音を、

親にも、先生にも、

スクールカウンセラーさんにも。

打ち明ける事は無い、

と思った方が良いです。

(言語化出来ない場合も)

 

うちの場合も、

理由をいろいろ言いましたが、

表面的な事がほとんどでした。

 

 

 

 

寄り添う先生や、

スクールカウンセラーさん

に対して、

 

上のような感想を持っているのは、

うちの息子だけではないように

思えてならないのです。

 

 

スクールカウンセラーさんが、

子どもを暗闇から救い出し、

復学に導いた数は?

 

また、復学できたとして、

その後の継続登校率は?

 

そういうデータが、

全く出てこないんですよね。

 

 

不登校を乗り越えた家庭を、

大規模調査するなど、

いろいろ方法はあるんじゃないかな。

と思うんですが。

 

 

「学校が全てではない」

 

という考え方もアリでしょう。

 

 

でも、息子を見ていると、

 

暗闇にいた時とは

全く目の輝きが違っていて、

 

 

自立心・協調性を身に付け、

自分の人生を自分でコントロールし、

何があっても立ち上がるであろう

強さを感じるので、

 

 

あの時学校に戻れた事は、

息子にとって良かったんだと、

心から思います。

 

高校生になってからも、

友達との貴重な出会いを重ね、

楽しんでいるようです。

 

 

この前も、

 

「高校生活、最高!超面白いぞ、君達!」

 

 

と、下の子達に演説していました(笑)

 

 

その後、

 

「なんで土日に模試あるんだよむかっ

くっそー。めんど。」

 

と言いながら、

自転車を漕いで出かけて行きましたニヤニヤ

 

 

その後ろ姿を遠目に見て、

不覚にも

目頭が熱くなった私です。