小学生のいざこざは、

「お互い様」の事も多々あるけれど、

 

今回ばかりはそう言っていられません。

 

 

なぜならば、お金が絡んでいるから。

 

 

金額は、お菓子数個分ではあるけれど、

 

その他にも嫌がらせを受けている点から、

少額だからといって、

見逃せる問題ではなくなりました。

 

 

今回の問題で、

一部の教師にも不信感を抱いています。

 

 

 

事の発端は、「買い食い」から。

 

 

娘ヒナの通う小学校では、

 

「買い食い禁止」です。

 

 

私は、昭和生まれで、

小学校時代も昭和。

 

お小遣いを握りしめ、

友達と一緒に駄菓子屋に行き、

 

金額を考えながら買い物をし、

よく公園で食べたものです。

 

 

 

時代は変わり令和の今。

 

まぁ、こういう問題が起こる事を

見越して、買い食いを禁止する

小学校が多いのかも知れません。

 

ヒナも、買い食い禁止なのは、

十分分かっていました。

 

けれど

駄菓子屋に行こう!

という子が現れ、

 

駄菓子屋やコンビニにお菓子を買いに

行くようになってきたようです。

 

 

 

 

そしてある日。

 

長女が涙を溜めながら

憔悴した様子で帰宅しました。

 

何も言わないので、

黙って見守っていたのですが、

 

夜になって、

 

「Yちゃんから、

無理やりお菓子を買わされたの。

お母さん、悔しい、助けて。

先生に言って欲しいの。」

 

と打ち明けてきたのです。

 

 

Yちゃんは、リーダー格の子。

 

過去にも、

何度も意地悪してきた子です。

 

 

 

今回の事の詳細は、以下の通りです。

 

 

 

ある日曜日の事です。

4人でYちゃんの家で

遊ぶ約束をしていたので、

行ってみたら、

 

親御さんは不在。

 

不在でも友達を家に上げても良い、

と親御さんから言われているらしく

 

※我が家は親不在の時に

友達を上げるのはダメです。

親不在の家に上がる事も禁止

していますが、遊びに行ってから

親御さんが不在なのがわかり、

後戻りできなくなったと。

その点は後で長女に注意しました。

 

 

 

娘とYちゃん・Sちゃん・Hちゃん

合計4人で遊んだそう。

 

 

何時間か経過すると、

Yちゃんの弟(5歳)が、

 

「お菓子食べたーい!」

 

と暴れ泣きを始めました。

 

 

そして、なぜか娘に付きまとい、

 

「お菓子買ってよ~~!」

 

 

と何度も言ってきたけれど、

 

「買えないよ」

 

と、その都度断りました。

 

 

何度か断ると、弟5歳は、

 

 

「買えよ!このバカ女!クソババア!」

 

 

と、突然ヒナに向かって

暴言を吐き始めました。

 

 

その言葉を聞いたYちゃんは、

弟に注意する訳でもなく、

 

「ほら~、弟が困ってるじゃん!

ヒナちゃん、買ってよ~!」

と言いました。

 

 

すると、弟の暴言はエスカレートし、

 

「買わないと殺すぞ」

 

と言いました。

 

 

Yちゃんは、

 

「ほーらー!ここまで言ってるじゃん。

私も一緒にコンビニについて行くからさ。

お願いってば!」

 

 

と言ってきたので、

もう暴言に耐えられず、

仕方なくコンビニに行きました。

 

 

Yちゃんは、

 

「ほら、これが弟の好きなお菓子!

ほら、よろしく!」

 

と、お菓子を顎で指し、

 

ヒナはお菓子を持ってレジに。

 

 

ヒナは、悔しい気持ちに蓋をして、

支払いをしました。

 

Yちゃんの家に戻ると、

 

 

弟が駆け寄って来て、

 

「来たな。買ったか?」

 

と言って、ヒナのリュックを勝手に開け、

 

お菓子を見つけ、

 

 

「やった~~!」

 

と言ってお礼も無しに、

すぐに開けてむさぼり食べました。

 

 

それを見たYちゃんは、

 

「私にもちょうだいよ~~」

 

 

と言って、Yちゃんと弟で、

ヒナが支払ったお菓子を食べました。

 

 

そこにいたSちゃん・Hちゃんは、

その状況を黙って見ていました。

 

 

ヒナは悔しさで、

もうその場に居るのが辛くなり、

急いで帰宅しました。

 

 

そして、夜になって、

私に打ち明けたという流れです。

 

 


 

 

 

わずか5歳の子が、

ここまでの暴言を吐くという事は、

日常的にそれらの言葉を

耳にしていたのかも?

と思ってしまいました。

 

 

また、未就学児を家に置き、

小学生の子に子守をさせ、

平気で外出している時点で、

問題を抱えた家だと思いました。

 

 

 

余談ですが、

 

一年ほど前、一度、Yちゃんが、

急に我が家を訪れた事がありました。

お昼時でした。

 

ヒナが、

「Yちゃん、お昼ご飯無いんだって。

弟もいるんだけど、腹ペコだって。」

 

 

と言うので、急遽おむすびを作り、

簡単なおかずと一緒に

持たせた事がありました。

 

「お父さんとお母さんは?」

と訊くと、

 

「朝から出かけています。」

との事。

 

たまたまかな、と思い、

それ以上何も聞かずにいました。

 

 

Yちゃんは、

 

「ありがとうございます。」

とお辞儀をしました。

 

 

「困った事があったらまたおいで。」

と声を掛けると、

 

にっこり笑い、

おむすびとおかずを持ち帰りました。

 

あの頃のYちゃんは

まだ素直だったなぁ。

 

 

ちなみにこの時。

 

ご両親からは、

何のお礼もありませんでした。

 

 

もし、その後も同じ事が続いたら、

行政に相談しないと、

と思っていましたが、

それ一度きりでした。

 

 

 

話は戻りますが、

 

ヒナは、これまでされた事を、

まるでタガが外れたように、

大泣きしながら話して来たのです。

 

その中には、耳を疑う内容も!

 

 

もう、完全にいじめです。

 

 

歯を食いしばって、

我慢を重ねて、

毎日登校していた事が

分かったのです。