先日の記事には、

 

いいね・温かいコメントを

ありがとうございました。

 

 

愛猫ミケちゃん

(普段ミーちゃんって呼んでいました)

 

息を引き取りました。

 

 

 

5/5

 

午前0時30分。

 

静かに眠るように旅立ちました。

その最期はとても安らかでした。


 

 

1週間ほど前から、

夜はずっと添い寝しました。

 

私のベッドに入って来て、

一緒に寝るのが大好きだったから。

 

 

 

3日前までは、

トイレで用を足していたけれど、

 

一昨日から歩けなくなりました。

 

 

オムツを嫌がったので、

 

ペットシートを下に敷きました。

 

一度だけおしっこをしたので、

温かいタオルで、綺麗にしました。

 

 

 

実は、水分補給をはじめ、

見送る際の様々な場面で、

母を見送る際に

緩和ケアの先生から学んだ事が

すごく役に立ったんです。

 

 

点滴は、やめました。

 

獣医さんから、老衰の状態と

聞いていたので。

 

そもそも、動物病院が大嫌いだったし、

最期が近付いた時の

無理な水分補給は、

命を伸ばす反面、

場合によっては苦しいそうです。

それは人間も動物も全く同じで。

 

 

ミーちゃんは、一昨日から、

一切の水分を拒否しました。

 

お水を舐めさせようとしても、

顔を背けて嫌がりました。

 

 

それからは、シリンジや脱脂綿で、

お口の中を湿らせる程度にしました。

 

 

痩せてしまい、骨が当たって

痛そうだったので、

柔らかいマットレスの上に、

一緒に寝ました。

 

寝たきりになってからは、

床ずれや痛みが出ないように、

1時間に1回、ミーちゃんが

寝ているタオルの下に手を入れて、

圧を抜いてあげました。

 

ミーちゃんが目を覚ますタイミングで、

2時間に1回くらい、

逆向きに寝かせました。

 

だいぶ体温が下がっていたけれど、

苦しそうな様子はありませんでした。

 

時々じーっと私を見て、

にゃぁ。と鳴いて眠っていました。

 

 

5/4深夜。

 

私もミーちゃんと寝ていましたが、

何となく呼ばれたような気がして、

ミーちゃんを見ると、

 

軽く吐いて、また眠りました。

 

それからしばらくして、

呼吸が浅くゆっくりになっていきました。

 

日付が変わった時、

 

下顎呼吸になりました。

 

本当に、人間と同じ経過でした。

 

 

涙を、つーっと一筋流しました。

(苦しくて涙を流したのではなく、

筋肉が緩むことによる涙だそう)

 

 

でも、口元は笑っているようでした。

 

胸に耳を当てると、

まだ鼓動が聞こえましたが、

 

次第にゆっくりになっていきました。

 

ありがとう、

幸せだったよ

うちの子になってくれてありがとう

頑張ったね

 

と伝えました。

 

 

起きてきた子供達も、

たくさんのありがとうを

伝えていました。

 

そして、まるで眠るように、

生涯を閉じました。

 

保護して約18年でした。

 

 

 

保護する少し前のミーちゃん。

野性的な顔をしていました。

 

 

 

少しずつ餌付けをし、

お家の中に入れました。

 

最初は警戒していたけれど、

 

あっという間に懐き、

うちの子になりました。

 

 

 

とても賢い子で、

 

遊んで欲しい時は

おもちゃを持って来ました。

 

おいで~、と言うと、

 

喜んで寄って来てスリスリしました。

 

 

 

調理する場所に登って欲しくなくて、

 

ここには登らないでね

 

と優しく一度伝えたら、

 

 

二度と登る事はありませんでした。

 

 

悲しい気持ちの時は、

そっとやって来て、

くっついてくれました。

 

 

 

 

今日の午後、晴れ渡る青空の中、

可愛い可愛い骨になりました。

 

先住犬の時と同じペット霊園で、

お骨上げもさせてもらえる施設です。

 

可愛い爪までありました。

 

 

ちゃんと祭壇があり、

お線香を上げてきました。

 

1年後の合同慰霊祭の後、

納骨する予定です。

 

 

お読み頂き、ありがとうございました。