肺がんの中でも、肺腺癌は

喫煙とは無関係です。

私も家族も、煙草は一切吸いません。

肺がんだなんて、まさに青天の霹靂。

 

2016年、肺線癌(1A)が判明してから、

抗癌漢方との出会い・手術を経て、

経過観察を卒業するまでの記録です。

 

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術後の記録で一つ追記があります。

 

 

呼吸困難のような症状が出て、

救急外来を受診した時のお話です。

 

 

 

術後2週間ほど経ったある日の夜の事。

咳は頻繁に出るものの、

トラブルなく順調だと

安心していたのですが・・・

 

 

その時は突然やってきました。

 

きっかけは特になかったのですが、

 

 

急に、息がしずらくなりました。

 

そろそろ寝ようと思って、

ベッドに入ってすぐの事です。

 

最初は、何だろう?

という程度でした。

 

 

それが、どんどん苦しくなってきて、

 

 

どうやって呼吸するんだっけ?

と混乱するまでに滝汗

 

 

近くにいた小1の子どもに、

 

「お父さん呼んできて・・・」

と伝えました。

 

待っている間、

何となくみぞおちのあたりに触れると、

 

何やら、タポタポと、

水が溜まっているような感覚があせる

 

 

何だこれは?と思っていたら、

ますます息が出来なくなりました。

 

主人が来たので、

息も絶え絶えに状況を説明し、

病院に電話してもらいました。

 

 

すると、

「すぐに来て下さい。」

と、救急の受付を案内されたそうです。

 

少しずつ呼吸が整ってはきましたが、

着替えるのもやっとでしたチーン

 

 

病院に付き受付してもらうと、

処置室に案内されました。

 

この時には少しずつ

呼吸が楽になってきていました。

 

spo2を測ってもらったところ、

その時には97%で正常範囲だったので、

トリアージ的には緊急ではなく、

みなさんと一緒に待ちました。

 

時々息苦しさが襲ってきますが、

さっきに比べればだいぶ楽。

 

順番が来て診察室に入ると、

 

救急科の先生:

「酸素濃度は大丈夫ですね。

お水が溜まっているような違和感、

との事ですが、どの辺ですか?」

 

私:

「この辺です。」

と指で指し示すと、

 

エコーで診てもらう事になりました。

 

すると、胸腔ではなく、

上腹部(?)に、少し水があるとの事。

 

異常な何か、というよりは、

手術でいろいろ触っているので、

あっても不思議ではないそうで。

 

 

この時には呼吸の苦しさは無く、

普通に受け答えできていました。

 

 

先生:

「今は落ち着かれているようですし、

これが原因とは考えにくいので、

様子見で良いと思います。」

 

との事でした。

 

この夜はなかなか眠れず、

深夜1時過ぎにようやく眠れたようです。

 

朝になると、特に症状は無かったです。

 

その約2週間後、術後初の通院でしたが、

 

その時にはタプタプした違和感は消え、

水の袋のようなものは消えていました。

 

 

ただでさえ多忙な救急科なのに、

手を煩わせてしまい申し訳ない、

と思った出来事でしたお願い

 

 

 

「がん」と診断されてから、

 

少しでも体に違和感や

いつもと違う症状があると、

すぐに「がん」と結びつけるという

癖がついてしまったように思いますショボーン

 

それは術後5年は続いたかなぁ。

 

いや、5年過ぎても、

咳が頻繁に出ると不安になったり、

腰痛や頭痛が続くと、

転移していないと良いな、

と気になったりします。

 

 

 

ある癌サバイバーの友達の言葉で、

印象深い言葉があります。

 

「一度癌になると、

癌が無くなっても、

経過観察が終わっても、

一生癌患者なんだよね。」

 

 

本当にその通りだと思います。

 

 

割と楽観的な考え方をする私ですが、

それでも、気になる時があるのです。

 

子育て真っ最中なので、

まだまだ生きなければならない、

という想いがあるからかな。

 

 

もっと歳を取ったら変わるのかな~ニヤニヤ