肺がんの中でも、肺腺癌は

喫煙とは無関係です。

私も家族も、煙草は一切吸いません。

肺がんだなんて、まさに青天の霹靂。

 

2016年、肺線癌(1A)が判明してから、

抗癌漢方との出会い・手術を経て、

経過観察を卒業するまでの記録です。

 

 

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2016.12月上旬

 

もうすぐ術後半年となる頃、

術後の定期健診がありました。

 

この日はあいにくの雪模様。

 

なかなか車列が進まない車

 

予約は11時でしたが、

かなり早めに出たので、

さほど焦りませんでした。

 

 

ようやく病院に着いた頃には、

雪は止み、綺麗な青空が見えました。

 

正面玄関へ向かう歩道を歩いた時の、

澄んだ冷たい空気が心地良かったです照れ

 

怒涛の夏を走り抜け、一瞬で秋が過ぎ、

真逆の季節になったんだなぁ。

と、感慨深いものがありました。

 

早速受付をし、

血液検査とレントゲン撮影を済ませ、

診察室前の廊下へ。

 

【被爆は最小限に】という

教授先生の方針によって、

この日はCT検査は無し。

 

そのため、何か病変を指摘される事は

おそらく無いだろうと、

落ち着いた気持ちで待っていました。

 

 

ようやく名前を呼ばれました。

久しぶりの、K先生の診察です。

 

K先生:

「あれからどうですか?

お変わりないですか?」

 

私:

「変わりなく、元気にしています。」

 

K先生:

「咳はどうですか?」

 

私:

「たまに出ますが、だいぶ減りました。」

 

その後、レントゲン写真指しながら、

 

K先生:

「こんな感じで、右上葉が、

下葉があった所まで伸びて、

下の部分にはお水が少しあります。

この水は悪い物ではなく、

肺を取った後の自然な経過ですので、

このままの状態になると思います。」

 

との事で、安心しました。

 

血液検査も問題無しで、

腫瘍マーカーも変化無しでした。

 

 

 

その後は雑談タイムでした。

 

「先生、お子さん・・・」

 

と言うか言わないかのタイミングで、

 

 

「産まれましたよー!9月に飛び出すハート

と先生。

 

 


時は遡り、手術入院した時の事。

 

末っ子双子が、主人に連れられて

双子用ベビーカーに乗って、

面会に来ました。

 

ちょうどK先生がいらっしゃる時でした。

 

 

先生:

「生後どのくらいですか?」

 

私:

「1歳7ヶ月です。」

 

先生:

「へぇ~、1歳半過ぎると、

こんな感じなんですね~。」

とニコニコしながら

双子を覗き込み、

 

「実は、うちにも秋に、

子どもが産まれるんですよ照れ

 

 

という会話をした事を思い出し、

もう産まれたころかな、

と思い、聞いてみたのです。

 

 

先生:

「我が子はやっぱり可愛いものですねー♪」

 

私:

「男の子ですか?女の子ですか?」

 

先生:

「女の子です!写真、見ますか?」

 

私:

「わぁラブぜひ見せて下さい!」

 

と言ったら、

スマホを取り出し見せて下さりました。

 

 

やばい!なんて可愛いお姫様ちゅー

 

 

私:「いや~~!可愛いですね~~!!!

先生にそっくりじゃないですかッ。」

 

と盛り上がり始めたら、

看護師さん達がわらわらと集まり、

 

看護師さん達:

「私、まだ見てないんですけどー。」

「私もです!」

「いやんラブ可愛い~~。」

 

と大盛り上がりでしたニヤニヤ

 

 

先生:

「動画もあるんですけど」

 

みんな:

「キャー!可愛い~」

「先生そっくり」

「赤ちゃんタレントになれるんじゃ?」

 

と、プチ上映会状態にニヒヒ

 

 

と、楽しい定期健診になりました。

 

 

※私が午前中最後の患者だったようで、

時間に余裕がありました。

 

 

と、いうことで、

次回の定期検診の予定は、

2017年の夏になりました。

術後1年健診です。

 

それまでの半年間は、

がんの事を忘れて、

楽しく過ごそうと思いましたニコニコ