肺がんの中でも、肺腺癌は

喫煙とは無関係です。

私も家族も、煙草は一切吸いません。

肺がんだなんて、まさに青天の霹靂。

2016年、肺線癌(1A)が判明してから、

手術後、抗癌漢方との出会いを経て、

経過観察を卒業するまでの記録です。

 

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2016.8.1

 

 

退院後、初めての受診日でした。

 

病理の結果が分かる日なので、

出かける前からドキドキでした。

 

受付後、採血に行き、CT検査へ。

 

造影剤無しの単純CTだったので、

あっという間に撮影が終わりました。

 

しかーし!

 

 

ここからが長かったですチーン

待つ時間というのは、嫌なものですね。

 

しかも。

 

検査済みファイルを出した際、

受付の方が、

今日はK先生ではなく、A先生になります。

 

例の、笑わない教授先生です。

 

 

「なぜ教授先生?何かあったのかなえーん

 

と不安になっていました。

 

 

1時間経っても呼ばれず、

 

1時間半くらい待って、

ようやく名前を呼ばれました。

 

 

もう、緊張MAX笑い泣き

 

 

久しぶりにお会いしたA先生。

 

私が椅子に座る前に、

 

 

「大丈夫だったよ。1A確定ね真顔

 

と結果から教えて下さったのです。

 

 

無表情だけど、患者の心理を

分かっていらっしゃるのかも。

 

 

よ、良かった~~笑い泣き

 

 

「安心しました、ありがとうございます!」

 

と言うと、

 

「切除した肺がんの写真って、見せたっけ?」

 

と聞かれたので、

 

「いいえ、見ていないので、

ぜひ見たいです!

 

と即答しました。

 

 

そういうの、平気なんです。

 

双子の出産後に、助産師さんに頼んで

胎盤を見せてもらった位なのでニヤニヤ

 

 

「こんな感じで、大きさは、

20.0㎜×10.5㎜×11.1㎜でした。」

 

と説明後、

「あげるね。」

と先生。

 

画像を印刷したものを頂きました。

 

「予想よりも小さかったですね。

うちに来て最初に撮った画像では、

25㎜近くあったからね。

取ってみたら画像よりも大きい場合の方が、

どちらかと言えば多いのですが。

まぁ、良かったです。」

 

 

記録のために、この下に画像を載せますが、

苦手な方はここでUターン願いますお願い

 

※一応、小さくしてモノクロに加工済みです。

 

 

綺麗な空の写真を挟んで~

 

 

 

 

こんな、いびつな形のブツでした。

 

 

 

 

「と、いうことで、抗がん剤は、

無しで良いと思います。

 

まぁ、希望があればですが・・・

 

UFTという飲み薬があります。

 

通常であれば1Bの患者さんに

使うお薬ですが。

 

あなたの場合は2センチあるので、

1Aの中では、まあ大きい方ね。

 

顔つきの悪い細胞が若干あるのは、

気になるところではあるけれど、

 

まぁ、これくらいだったら、

 

俺なら、やらないな~。

 

 

と、

表情を変えずにサラッと仰る教授先生真顔

 

 

「あ、じゃ、要らないですニヤニヤ

 

と答えると、

 

「了解です。5年間の経過観察

という形でいきましょう。

病院によっては、4ヶ月とか、

半年に一度CTを撮るけれど、

不要な被爆はしない方が良い

と私は考えますので、

CTは1年後で良いです。

 

ただ、肺の回復具合を診たいので、

12月にレントゲンを撮りましょう。

その時、血液検査もしましょう。」

 

との事でした。

 

血液検査の結果も異常無しでした。

 

全て基準値内で、コメント欄は空欄。

至って健康体のようです。

 

 

別の用紙に、腫瘍マーカーの

記載もありました。

 

CEA:2.1(上限5.0)

 

で、基準値内でした。

 

 

ホッとして、力が抜けたような感じで、

診察室を後にしました。

 

 

ひとまず、

術後初診察を無事にクリアしましたおねがい

 

 

 

 

その2週間後。

 

術後の報告と、漢方を処方して頂きに、

横内醫院に行きました。

 

早速、横内先生に、

 

呼吸機能の回復がすこぶる早かった事と、

実際の癌が意外と小さかった事を話すと、

 

「ね。先生方、びっくりされてたでしょう。」

 

と、喜んでいらっしゃいました。

 

 

横内先生:

 

「術前から漢方薬を飲んでいたら、

癌が小さくなったという話は、

いくらでもありますよ。」

 

 

肺の機能を良くする漢方と抗癌漢方を、

お茶のような感覚でよく飲んでいたので、

3週間で少なからず効いていたのかな~、

と思います。

(主治医の先生に了解を得て飲んでいました。)

 

 

「次の検査はいつですか?」

と聞かれたので、

 

「レントゲンと血液検査が12月ですが、

被爆は最小限にという事で、

CT撮影は1年後になりました。」

 

 

と答えると、

 

「今時、珍しい先生だね~~!

あなたラッキーだよ。

CTの被爆について考える先生って、

まぁ、少数派でしょうね。」

 

との事でした。

 

 

引き続き、漢方薬3種類を続ける事になり、

1ヶ月分処方して頂きました。

 

 

 

ちなみに。

 

肺の4分の1を取ったので、

 

元々の肺活量、3510㏄の75%だと、

単純計算で2630㏄位の肺活量に

なっていると予想していましたが、

 

手術から1年後の肺活量は、

2850㏄ありました。

 

同年代女性の平均よりも上だったのですびっくり

 

漢方薬に、親からの遺伝。

いろいろな幸運に、感謝です。

 

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