肺がんの中でも、肺腺癌は

喫煙とは無関係です。

私も家族も、煙草は一切吸いません。

肺がんだなんて、まさに青天の霹靂。

肺線癌(1A)が判明してから、

手術後、抗癌漢方との出会いを経て、

経過観察を卒業するまでの記録です。

 

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朝の8時半頃。

 

HCUから病棟に戻りました。

 

病棟と言っても、

ナースステーションのすぐ横の、

リカバリールームでした。

 

9時頃。レントゲン技師さんが、

ポータブルのレントゲン機器を押して

病室を訪問され、一枚撮影されました。

 

 

その後、主治医のK先生が、

他の若手の先生を引き連れて、

病室にいらっしゃいました。

 

 

「無事に終わりましたよ。

病巣は綺麗に取れて、リンパも、

見た感じは全て綺麗でした。

正式には、病理検査が出ないと

ハッキリは言えないのですが、

おそらく大丈夫でしょう。」

 

との言葉にホッとしましたニコニコ

 

胸の音の確認の後、

「先ほどのレントゲン画像でも、

術後問題無く経過していますから、

動いてもらって大丈夫ですよ。」

との事でした。

 

 

先生方が帰られてから、看護師さんに、

 

「あ、あの。起き上がりたいんですが。」

と言うと、

 

「もちろん良いですよ~。

先生のOKが出ていますからねウインク

 

たくさんの管が付いていて、

取り回しが大変でしたが、

特に傷の痛みも無く、ベッドに座り、

すぐに立ち上がる事が出来ました。

 

「早速、歩いてみたいです。」

(寝っぱなしの背中の痛みから

さっさと解放されたかったので笑い泣き

 

と言うと、

 

「それは話が早いです~~!

まずは廊下に出てみましょう!」

 

最初は恐る恐るでしたが、

 

 

あれ?

 

 

平気なんだが真顔

 

普通に歩けるではないかニヤニヤ

 

 

トイレの前を過ぎ、

廊下の突き当りまで行って、

戻ってきました。

 

 

看護師さんには、

 

「回復早いですね~。優等生です。

若いだけありますね!」

 

 

そうでしょうね。

肺がんになるのは、年配の方が

多いでしょうからニヤニヤあせる

 

 

ベッドに戻ると、

 

「トイレに行けそうなので、

管、抜いちゃいましょうね。

トイレに行く時、付き添いますので、

ナースコールで呼んでください。」

 

との事で、点滴とドレーンのみになり、

身軽になりました♪

 

昼食の後、早速トイレへ!

無事に行けました。

 

普通に歩く様子を見た看護師さんは、

「もう、付き添い要らないですね。

どんどん歩いてもらって大丈夫ですよ!」

と仰いました。

 

 

午後には点滴も取れ、

さらに身軽になりました音譜

 

 

午後は、とにかく歩きましたランニング

 

時間が過ぎるにつれ、

足取りが軽くなっていくのが分かり、

回復しているんだな~と実感しました。

 

 

そして、向かったのは、

元居た病室ラブ

 

「ども。無事に生還しました!」

 

と言って部屋に入ると、

 

Mさん:

「ちょっと~~!術後何時間?

嘘~~!もうそんなに歩けるの?」

 

私:

「まだ20時間経っていない位かな。」

 

Mさん:

「順調で何よりだね。良かったね!

あ!Tさん、さっき退院しちゃったよ。

経過順調だから、帰って良いって

昨日の午後の回診で言われたって。」

 

私:

「えー!そうなんだ~。寂しいね。

最後会いたかったなぁ。

でも、良かったよね照れ

 

そんな話をして、病室を後にしました。

 

 

午後の暇な時間は、

ひたすらトリフローで呼吸訓練しました。

 

 

最初は、一番軽いボールが、

やっと上がる程度で、弱ったなぁ、

と、自分でもショックでした滝汗

 

けれど、何度も繰り返すうちに、

2個上がり、夕方近くには、

3個全部上げる事に成功OK

 

 

ほどなく、さほど頑張らなくても

3個上げられるようになりました!

 

そのタイミングで、K先生が病室に

いらっしゃいました。

 

ボールを3つ上げるのを見た先生は、

 

一瞬その場で固まり、

 

「え~~ッポーンもうそこまで!?

いやぁ、すごいな~。

オペの翌日に3つ上げる人、

初めて見ました!」

 

と驚いていらっしゃいました。

 

 

右下葉を全て取ったので、

肺の4分の1を失ったのですが、

 

息苦しさは一度も感じませんでした。

 

 

トリフローでの訓練を頑張ったのと、

肺を強くする漢方薬を、術前から

飲んでいた事も大きかったかも知れません。

 

 

【肺がん】痛みのコントロール

に続きます。

 

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