肺がんの中でも、肺腺癌は
喫煙とは無関係です。
私も家族も、煙草は一切吸いません。
肺がんだなんて、まさに青天の霹靂。
肺線癌(1A)が判明してから、
手術後、抗癌漢方との出会いを経て、
経過観察を卒業するまでの記録です。
指定された受診日に、
結果を聞きに行きました。
椅子に座るとすぐに、
「結論から申し上げますと、肺がんでした。」
とあっさり告知。
神妙な雰囲気など皆無でした。
そっか。
今の時代は、まるで「風邪ですね」
位のノリで告知するんだ
結果はショックだったけれど、
もし上手く細胞が取れず、
経過観察する間に悪化したら・・・
と思うとラッキーなんだよね。
と自分に言い聞かせつつ、
先生のお話を聞きました。
肺がんの種類は、
「非小細胞肺がん」の中の「腺癌」
・男女比は約2:1
・女性の肺がんの約7割を占める
・大きさはCT画像上で1.9センチ
・場所は右下葉
遺伝子変異は、
EGFR→陰性
ALK→陰性
写真を頂かなかったので、
当時の事を思い出しながら書いた画像↓
(ペイントで書いたのでへたくそです)
遺伝子変異については調べていたので、
変異無しという事は、抗がん剤一択。
進んでしまっていたり、
再発したらかなり厳しいという認識が
あったので少しショックでした
先生からは、その後の話がありました。
像影剤CTや、骨シンチ、脳のMRIなど、
全身の検査をして、転移が無ければ
手術になります、と。
そして、意外な言葉が。
「手術の場合は、○○大学病院か、
○○病院(県立)に紹介状を出します。
この病院よりも各段に手術件数が多く、
胸腔鏡手術の実績が桁違いです。
優秀な先生も存じ上げています。
やはりあなたはお若いですし、
治って欲しいと私も思っています。
もし転移が見つかり手術が不可能な場合は、
こちらの病院でも治療できます。」
と仰いました。
私は、大学病院にお願いしたいと伝えました。
ネットで、その大学病院での胸腔鏡下手術の
再発率の低さと、低侵襲で回復が早い事を
目にしていたからです。
先生は、急ぎで全ての検査の予定を
立てて下さいました。
「術前検査を兼ねて、こちらの病院で
必要な検査をして、データを揃えて
大学病院に送り出すつもりです。
大学病院は、検査に時間がかかるので。」
少しでも早く手術が出来るように、
という配慮だったのです。
その優しさに、胸が熱くなりました。
その週のうちに、脳のMRIの予約を
滑り込みで入れて下さり、
同じ日に骨シンチと造影剤CTまで!
一日で検査が終わる段取りになりました