宮崎県都農町で家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)感染の疑いが強い牛が確認されたことを受け、農林水産相の諮問機関、食料・農業・農村政策審議会の小委員会が20日開かれた。最初に確認された9日から1週間さかのぼり、発生農家に出入りした畜産関係者らの疫学調査をすることなどを決めた。

 疫学調査は、畜産関係者らが訪れた他の農家で異常がないかなどを調べる。また、発生農家から1キロ圏内にある農家の牛を抽出し、感染の有無を把握するための抗体検査を実施することを了承した。

 また農水省は20日、乳製品など一部を除き、牛などの偶蹄類(ぐうているい)の畜産物の輸出を一時停止した。農水省によると、牛肉輸出は08年度で約551トン。【佐藤浩】

【関連ニュース】
口蹄疫:宮崎で牛3頭感染の疑い 牛・豚の移動自粛要請
農水省:再報告を求める 新潟農済連の不適切運用で
人事:農林水産省
食料自給率:50%に引き上げ 農水省計画
人事:農林水産省

<都市再生機構>事業仕分けに先手…技術者にしわ寄せ(毎日新聞)
トヨタ、小澤専務が代表権を持つ専務に昇格(レスポンス)
アルパカも驚いた!?雨あがる“天功イリュージョン”(産経新聞)
家族5人刺され、1歳女児死亡…容疑の男逮捕(読売新聞)
事故直前の電話…がん闘病、亡き息子の笑顔が支え JR福知山線脱線5年(産経新聞)