赤ちゃんは生まれたとき「痛くて眠いよー」と訴えているそうです。

人生最初の肺呼吸の産声に、こんなメッセージが込められているのですね。

 

赤ちゃんは泣くことで「お腹すいたよ」「眠いよ」「痛い・気持ち悪いよ」の3つの意味を使い分けていると言われます。

母親はそれを、直感的に感じ取っているのです。母は偉大ですよね。

 

子どもは、自分の気持ちを感じ取ってもらったとき、その人と一体感を味わい安心します。

心が通じ合う関係のことです。

こういった関係を【親密】と言います。

 

親密な関係を築けない子は、常に不安を抱いています。

その不安は、様々な反社会的振る舞いとして表現されることがあります。

例えば、わざと親が困ることをしたりするのはそのためです。

 

親は子どもを愛しています。

だからこそ「だめよ」「違うでしょ」「何でできないの?」などと、否定してし舞うのです。

そんな躾が、親子の【親密】の邪魔をしているのです。