約2週間後に一人暮らしを始める倅が祖父（某の父）が遺した軽自動車を持って行きたいと言うので、その前にオイル交換をしようと馴染みのコ〇ックへ持って行った。ついでにタイヤも見てもらったら、左後輪のみ劣化が酷く、交換サインが出ているとのことなので、タイヤも2本交換することに。オイル交換とタイヤ2本で\14,300也。倅がガソリンスタンドで提示された見積は\37,800だったので、かなりお安く済んだことになるが、手痛い出費には違いない。
出掛ける前に母が来て、『今日、何か予定ある？』と聞く。当然、色々と予定していた。オイル交換の後は冬物をクリーニングに出して、晩御飯の買物に行く。そんな風に考えていた。しかし母が予定を聞いてきたと言うことは、何ぞ頼みがあるな。と思ったので、『特に予定無し。』と答えたら、『友人の所に魚を持って行きたい。その後、一緒に昼食に行きたい。』と言うので、オイル交換以外のスケジュールは白紙となった。
昼食に間に合うよう、AM10:20にはオイル+タイヤ交換を済ませ、家に戻って母を乗せ、友人の家へ。因みに友人は昔からの知り合いで、友人の子は某にとって唯一の幼馴染み。だから母の友人といっても気兼ねなく接することができる。
食事処に着いて献立表を取ると、互いに『今日は私が出す（支払う）からね。』言い合いが始まる。どちらも『いつもアンタが出すじゃない。今回は私の番。』暫しやりあって今回は母が出すと押し切った。黙って聞いていたが、年金生活者に出させるわけにはいかぬ。一応、某は大企業の正社員なのだ。伝票見ずにさっと取って会計に行ったら\4,004だった。車と合わせると一日で約2万の計画外出費。前日に連休対策で5万ほど口座から引き出しておいてよかった。
昼食後は母のいつものドライブコースである茂木をぐるりと回った。途中で無人販売の枇杷を購入。1パック6～8個入りで\200也。この前、行きつけの直売所で見た6個入りの枇杷は\550だった。生産者直売は安いねぇ。
果樹園の横を通り抜ける時に母が友人に『アンタ、ここは果樹園よ。私は毎年、ここで桃を買ってるの。去年も息子（某）と娘（某の姉）が一回づつ連れてきてくれたの。』いや、某は連れてきてないけど…。敢えて突っ込みは入れなかった。友人は『いいね～、私も食べたいわ～』と言うので、某が『6月になったら一緒に行こうね。』と言ったら『行く！』即答だった。数十分後、友人宅に到着し降ろす。別れ際、『じゃあ、今度は6月ね！またね！』某はすぐに果樹園の約束と分かったが、母は分からなかったようで、暫く考えて、『あっ！桃のことね！あの人、確り覚えているのね。』いや、母よ。アナタが忘れるのが早すぎるんです！
