藤沢武夫『経営に終わりはない』 | ハマログ

藤沢武夫『経営に終わりはない』

技術に卓越した本田宗一郎を経営から支えた藤沢武夫、二人三脚で創業当時からどのように会社を運営し、大きくしてきたか、その過程が描かれており、読んで非常に満足です。
経営に終わりはない (文春文庫)/藤沢 武夫
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昭和29年の製品の不具合発生とそれによる減産態勢により社員の意気が消沈する中、夢見たいだと多くのひとが考えていたマン島レースへの出場宣言は、小さな積み上げだけではなく、大きな目標を立ててそれに一丸になって向かう重要性を痛感されられます。

さらに自動車の限界や安全性を追求するために当時まだなかったサーキットコースを作り上げるなど、より高いものの実現を求めて、何が必要かを考えだし、それを一から試行錯誤して作り上げていく姿勢はなんとも見習うべきだと思います。

また、次のような言葉は心に強く保っておくべき重い一言だと思います。

 「土地を買うとか為替損益で儲けるのではなく、本業で金を儲けて埃の得れる働きをする。」

 「ひとのふんどしで相撲を取るのではなく、たいまつは自分でもて。」

あと、当然のことのように思うのですが、忘れがちになってしまうこと・・。

 「"人間に一番たまらない苦痛は何か"と聞かれれば"する仕事がないことだ"と私は答える。」

確かにそうですよね。日々喜びを感じて仕事をし続けたいと本当に思います。