カリフォルニア発の体験型ストア「「ベータ(b8ta)」が新宿マルイ本館にオープン | お客さまとファンが集まるビジネスデザインのヒント

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カリフォルニアのシリコンバレーから「「ベータ(b8ta)」が新宿マルイ本館1階にオープン。(有楽町電気ビル1階に同時オープン)

 

ストアの主要な目的は、販売ではなく、お客の“体験”と“発見”に焦点を当てている。最新ガジェット、日本のモノ作りを生かした商品、D2Cブランドのコスメ、ファッション、フードなど2ストアで幅広い145種類以上をそろえる。

店内の様子

 

 

日本では、丸井グループや三菱地所、カインズ、凸版印刷が出資してジャパン社を設立した。

 



 

下は、和紙布(和紙を織った布)によってできたスリップオン・シューズ。

軽くて丈夫な機能がある。

 

 

 

新宿マルイではEC構築支援サービス企業「ベイス(BASE)」が、有楽町にはグーグル(GOOGLE)と「カインズ(CAINZ)」が出店している。



 

「ベータ」は2015年、米サンフランシスコ近郊のパロアルトに最初の店舗をオープン。「リテールを通じて人々に“新たな発見”をもたらす」ことをミッションに掲げた「RaaS」(Retail as a Service、小売りのサービス化)企業。

出店企業から月額費用をもらい、リアル店舗運営に必要な従業員の手配、接客トレーニング、在庫管理、物流、POSなどを提供する。店舗内にカメラを設置し、来店客の行動データも出店企業側へ提供している。

店舗数は、米国に23店舗、ドバイに1店舗の計24店舗を構える。ガジェット系を中心に累計1000ブランド以上が出品している。

いま リアル店のあり方が問われている。時代に合った存在価値を提供できるか。そのヒントがここにある。

 

(店内での聞き取りと撮影。WWDJapanからテキスト引用。再編集した)

 

次回につづく