早速もうダウンだ。

一昨日の深夜、胸が強く締めつけられ痛くなる。

動悸がバクバクし呼吸が苦しくなった。

身体を動かすと胸に痛みが走る。

不正脈からくる心不全、やっぱ来たか‥‥、と思いナースコール。

若い看護師は手際良く、心電図測定、酸素吸入を始めその他バイタルチェック、熱が37.9度、血圧が70台とよく無い、当直の医師に連絡をした。

心電図の波形は問題無いとの事。

普通に息を吐いたり吸ったりの呼吸が100だとすると胸が痛く30ぐらいしか吸ったり吐いたり出来ない感覚だ。

呼吸する度に胸が痛く締め付けられるので、胸を普通に膨らませたり縮めたり出来ない。

それがゆえ、はぁはぁと息が小刻みに荒く息苦しい。

熱が37.9度と、胸の痛みを抑える為、なぐさめ程度にカロナールを飲む。

緊急治療、検査は深夜という事情もあり酸素吸入を鼻の穴に突っ込まれグッタリして朝まで。

カロナールが効いたのか熱が37.5度程下がり、胸の痛みはしぶとくあり、息苦しい。

酸素吸入濃度が1リットルという単位で、恐らく時間単位とかで酸素が出る量なのであろう。

指で測る体内の酸素濃度は90代後半で問題ないのだが、呼吸時胸の痛みを伴うので前述したように、犬みたいに、はぁはぁ効果で酸素濃度が保たれている。

看護師さんに「これって1.5とか2に出来ないっすか?」とはぁはぁの件を含めてお願いしてみたが、「酸素中毒になる事もあるので、わたし♪先生に聞いてみます♪」と言う事に。


朝食が運ばれてきた。

私はベッドではぁはぁグッタリ、少し身体を動かすと胸に痛みが走る。
熱も38度。

心電図のモニターが3本、酸素濃度の指サックが1本、鼻に突っ込まれた酸素吸入があり、それが絡まない様に身体を動かすのは胸の痛みを伴い、今の私には酷だ。
看護師も「今朝は食べれないですよね♪」と。

しかし、これからもっと過酷な条件下で食事をする事があるはずだ。考えるのも嫌だが。

それとカッコ悪い話しだが、4日間う○こが出て無い。

お腹の中がう○こで充満してて、張ってる下っぱらへ、更に積み重ねる罪悪感と言うか、意に反する事だ。やだな〜憂鬱って感じ。

恥ずかしい最終手法を念頭に、ここはひとまず食事をし積み重ねる事とした。

なにしろとにかく、よく言う口から食べるのが1番と言う事を決行するぞと、肩を落としふらふらしながら弱々しく重い下っ腹をかかえ決めた。

超時間掛けて少しづつ、少しづつ食べてたが、完食はならず。
サラダを少し残してしまったが、9割がた食べた、失格だ。

昼、夜は、かろうじて完食に持ち込んだ。

これで12食分ほど下っぱらに溜まった。


感染予防のうがい、食事後の歯磨きも80点ぐらいで出来たが、100点を目指さなければならぬ。

夕方遅く造影剤付きCTの検査が入った。
酸素ボンベ付き車椅子で他の階まで押されて行く。

まるで病人じゃんと病人なのに思ったが、座ったままススーと進んで行くのも良いもんだと一瞬思った。


肺に異常があると厄介だ。
肺の血管に血栓があると面倒な事になる。

主治医によるCT結果は少し肺に炎症(肺炎の子供)と水が少し溜まってると言う事だった。

原因としてはMDSで免疫細胞がどーたらこーたらって事で、要はMDSが進行していると言えるだろう。

これの直接的な治療としては、ステロイドの投与が上げられるそうだが、確か感染症のリスクも上げるとかで、なにしろ一長一短との事だ。

今後行うと思われる
ベネトクラクスとアザシチジンを併用した投与で改善するとの話しもあるので様子を見てやろう。

主治医の判断では酸素吸入量を2リットルでOKが出たので、はぁはぁがかなり改善された。

あと、○○○が出ない件だが、主治医にも看護師にもこれまで色々薬を変えて試してくれたが、坐薬と言う頂点に近い手法をごにょごにょと話しお願いをした。

おしりをぺろっと出して看護師におしりのほっぺをかき分けロケットのようなシェイプのお薬を突っ込まれるのだろう。
やだな〜、恥ずかしくね。

しかし、苦しく憂鬱な思いをするのは良く無い。気力を保つには払拭しとくべきだ。

私は、今後このようなデリケート?な問題にも何度か直面するだろうと思い決意した。

「やってやろーじゃねーかよ〜、ケツぐらい出してやんよ」

と、硬い決意をしたのだが、青森出身の若い看護師が「これをその前に試してみて下さい♪」とアローゼン顆粒0.5gを隠し技の様に、待って来てくれた。

よっぽど先の手法担当が嫌だったのか、または私に愛の手をとだったのか分からないが、それを飲んだ。

結果オーライ、ありがとう青森さん。

まだ熱は続き点滴3本予定だ、夜中に11時過ぎに最後の点滴だ。

明日は何か改善される事を願う。