昨日より骨髄移植の為、入院となった。

MDS(骨髄異形成症候群)の唯一完治出来る方法が、骨髄移植(造血幹細胞移植)とされている。

アザシチジン(ビザーダ)と言う薬剤の投薬を続け生存期間を延ばす治療もあるが、薬の効果が無い人もいて、私もそのひとりとなる。

投薬や手術等して徐々に回復して行く訳には行かず綱渡り的な治療となり、再発もそこそこある。

再発し骨髄移植を2度、3度行う例も少なく無い様に感じる。

私の場合60代前半という若く無いハンディと染色体の痛み具合から予後不良と宣告されている。

しかし主治医は体力的には行けそうと、前述したハンディは乗り越えるだろうとの話しもあり、退院まで1ヶ月半の見通しも期待出来るとの事?

ところが、少し前に不正脈(心房細動)が再発し更にリスクが増した。

身内には骨髄がマッチした者がおらず、骨髄バンクにもほぼゼロの為、臍帯血移植をする事となり、既にこの病院で冷凍保存されている。

昨日からの入院だが、ベッド空き数待ちとなり一般病棟のベッドで検査と投薬を始めた。

荷物が多いので、あとで血液内科病棟に引っ越す事が増えてやっかいだ。

主治医と色々と相談しながら治療進め、体調の変化を上手に伝えて極力良い方向を目指して行きたい。

自分で頑張れる所は、精神力を強く保ち、耐え難きを忍び、やる気を起こし食べたく無い食事を頬張り、感染予防をしっかり行い、体力維持のリハビリ等をやり抜く事だ。

私の気力と体力がどこまで通じるか分からないが、やるしかない。