【2021/4/28】
日付の変わった頃、救急車が到着した。
次女はもう1度嘔吐する。
救急車に乗り、嘔吐したものが気管に入らぬようすぐさま横向きに寝かせられた。
痙攣が少し治まりつつあるように思えたけれど、小刻みな痙攣が時折見られ、大きな検査機器の揃っている病院への搬送となった。
病院の救命センターに搬送され、2時間近く経った頃に医師からICUへ移しますと説明があった。
2種類の痙攣止めを用いて、痙攣を抑えたと言われた。
面会出来ない(コロナのため)ので、ICUへの移動の時に顔を見てくださいと言われた。
ベッドに横たわる次女は酸素マスクをして目を閉じ、ただ寝ているような状態に見えた。
この時、38℃の発熱があったらしい。
熱性けいれんの可能性も出て来た。
その時はただ、生きててくれたことに涙が止まらなかった…。
ICUに移動し、私たちは控室にて医師からの説明を待った。
さらに1時間ほど経った頃、医師から「痙攣重積発作」と言われた。
今は薬により痙攣は落ち着いている。
痙攣のあった時間は1時間以上…
長い痙攣であった。
救命センター到着時に発熱があったので、抗生剤の投与も行っているとのこと。
救命センターから小児科病棟へ転院してから、痙攣の原因を精査しますとのことで、私たちは夜も明け始めた4時過ぎに自宅へ戻った。
夫は一睡もせず、仕事へ行った。
私はネットで痙攣のことなどを調べまくって朝を迎えた。