先日、ことばの教室の保護者会がありました!
初の Zoomでの保護者会…
アナログ人間だけど、出来ました!
富里周太先生をお招きしての保護者会で、吃音のある子どもがのびのび生活するためのお話を伺いました(人 •͈ᴗ•͈)
吃音の基本的なことから、成長するにつれて吃音がどうなっていくのか、またどんな支援が必要であるか…
充実した、本当に有意義な時間でした!
流暢にお話されている富里先生ご自身が、吃音者であること…
大変興味深かったです。
あんな風に話せるようになれるのだろうかと、淡い期待も抱いたりしました。
講演の中でご紹介いただいた本がいくつかあり、私が探していた「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」というコミックも入っていました…
こちらの実写化映画の監修もされてるそうで、DVDを探してみようと思いました。
吃音ドクターの菊池先生の著書などもご紹介があり、ことばの教室に通い始めたばかりのお子さんをお持ちの保護者の方にもとても参考になったのではないかと思います。
吃音のある親が吃音のある子どもを育てている場合には、悩みなどの共有もできます。
でも実際は吃音がない親が吃音のある子どもを育てている場合が多いと思います…
だから、吃音って何?
うちの子おかしいの?
それは私のせい?私が原因??
そんな風に思ってしまいがち。
どうしたら吃音が治るの?
そんな気持ちからことばの教室へ行くのです。
私もそうでしたから…
通級を通して、子どもは吃音を受け入れ理解して次の段階へ進んで行く。
理解してってより、諦めも半分あるかもしれないですね。
治らないことを受け入れるのは、大人だって難しい!
私も長男の通級を通して、最初に「お母さんのせいじゃないのよ」と言われてモヤモヤしていたものが少し晴れたような気がしました。
そして治らないこと、失望して腐りはしないだろうかと心配したり…
そんな不安や心配事も、通級の様子を先生とやり取りしながら、安心に変わって行きました!
長男はことばの教室を今月で退級…
小1の2学期から、毎週楽しみに通級し、自分の吃音のトリセツを作るまでに成長しました!
しかし、まだこの先中学高校と進学する度に辛い思いをするかもしれません。
その時どう対応していくか…
本人ができること
親である私がサポートできること
それぞれあると思うので、私も備えて行こうと強く思いました…
ことばの教室の保護者会、最後かと思うと寂しい面もあります。
ことばの教室に長男を通級させることで、私も備える心の準備をさせてもらいました。
先生方には感謝しかありません!
世の中はまだまだ吃音に対する理解が足りていません…
それでも
優しくない世の中でも、吃音で全てが奪われることはないのだと強く生きてもらいたいと思うばかりです。