続き


父の入院中、医師からリフォームの話が出たことがありましたが、その後も数回医師と話すことがありました…

父が脳内出血により、どんな障害を負ったのか気になりますよね。


右半身麻痺
失語症
認識障害
高次脳機能障害と呼ばれるもの


【高次脳機能障害】
脳卒中や交通事故などによる脳の損傷が原因で、脳の機能のうち、言語記憶注意情緒といった認知機能に起こる障害高次脳機能障害と言います。 
注意が散漫、怒りっぽくなる、記憶が悪くなる、段取りが悪くなる、などの症状があります。


右半身麻痺にはなりましたが、右足は前に出せるようで歩行は遅いながらも4点杖、最終的には1点杖(お年寄りが持ってる感じのもの)で歩行しておりました!

失語症…言葉が出ない!

元々無口な父でしたが、言葉が出て来ないのでコミュニケーションが取れない。
欲しいものを言えない!
これはかなりの苦痛であり、障害です。

認識障害、これも厄介でした。
テレビのリモコンを指しながら、違うことを言います。
例えば「メガネ」とか、失語症なのでようやく出た言葉が違うものだったり。

高次脳機能障害と思われるものとしては記憶が悪くなり、昔のことを話してもわからなそうな顔をしたり…

トイレの失敗があると嫌なので、出かけてる最中にトイレへ行くのですが、トイレが長くて…おそらく出ないけど不安でトイレへ行くだけ。

旅行に2度連れて行きましたが、高速のトイレ休憩をマメに入れるように計画しました!
小さい子ども達より時間がかかり、大変だった記憶があります。

食事は自分で出来るけど、声かけをしないと忙しく食べてむせたり…誤嚥しないようにチェック!


父は特別障害者(障害者1級)となりました。
障害者手帳を取得するに当たり、半年以上かかりました。

脳卒中などの障害に関しては半年経過しないと障害の固定とならず、手続きすら出来ません。

年齢によってはリハビリで回復する部分があるので、認定まで時間がかかります。

障害者手帳を取得した後、障害年金の手続き。

また介護認定も受けました。

介護に関しては妹が特養で働きケアマネをしてるので、手続きはアドバイスをもらいながら…


障害年金も介護認定も、父と母が生きるためにとても重要でした!

こういった面では国の制度に感謝ですね。

父のケアマネさんは親族は出来ないので、妹ではありませんでした!
しかし、父のケアマネさんは父が健康な頃に職場見学で案内したことのあるお子さんのお母様でした…

父はご縁を大事にする人でしたが、窮地に陥った時にその縁をまた手繰り寄せることが出来たのです!!