こんはんは。水野ちえこです^^
更新が随分久しぶりになってしまいましたが、今日はある動画と記事をご紹介したいと思います。
こちらの記事は、「天使の休息」さんのブログより転載させていただきました。
『くまの親子』
以下転載
公開日: 2014/03/07
ツキノワグマは、古くから中国の漢方薬の材 料として捕獲されてきました。
その材料とは、彼らの肝臓から採取する胆汁。
これを加工し、消化器系の漢方薬「熊胆」として販売されてきました。
日本にも熊胆の愛用者は多く、中国で生産される熊胆の90%は日本と韓国へ輸出されています。
1980年代初頭、野生のツキノワグマが減少したことから、中国政府はツキノワグマを捕獲・殺してはならないとしましたが、これを機に彼らを生かしながら胆汁を確保する熊胆ファームが各地に設立されました。
そこでは、檻に入れたツキノワグマの腹部に金属カテーテルを埋め込み、胆嚢に挿入する方法で、継続的に胆汁を搾取しています。
しかし近年では、コスト削減のため痛み止めや抗生物質の投与をしないケースや、狭く身動きが取れない檻の使用などといった飼育環境に対し、世界各国で非難の声が高まっています。
また、熊胆ファーム内で癌にかかったクマが多数発見されたことにより、癌に侵された肝臓の胆汁や胆嚢を摂取することで人体に及ぼす影響についても懸念されています。
現在では、熊胆の代用となる化学薬品ウルソ酸や各種ハーブが開発され、それらを代わりに使い始めた医師たちもいます。
海外では保護団体による熊たちの救出活動が行われており、ソフトウェア会社のMicrosoftも動物の権利団体と提携し問題解決へ着手しました。
彼らが命あるものとして尊厳をもって生きていける未来はそう遠くないのかもしれません。
熊胆撲滅を求める署名→
私は熊胆というものを全く知りませんでしたが、このような悲しい現実があるとは、ただただとても驚きました。。
そして、人間の愚かさに怒りと悲しみが沸き上がりました。
ですが、人間は、毎日なにかしらの命をいただいて生かされていることも事実ですよね。
そのことを忘れずに、身近にあるものも含めて、ひとつひとつの命を大切にしていきたいと改めて思いました。
こういった現実を知ることは、とても悲しくて辛いことですが、とても大切なことだと私は思います。
よろしければ、ご署名、拡散をよろしくお願いいたしますm(-_-)m