オリーブのこころ -11ページ目

オリーブのこころ

日々感じたことを綴る。

どこかで...誰かに...

誰かさんたちに...

見守られているように感じながら

月日は流れる。






母のことで構え過ぎて、焦り過ぎたあの頃から速いもので半年が過ぎようとしている。

実家と東京を行ったり来たりしながら、少しつづ冷静に判断できるようになり。

今ようやくベストであろう方向へと進んでいる。



認知症と判断された母だが、まだ付きっきりで介護しなければ難しいところまではいっていない。

可哀想だ!傍についていないとだめだ!
...とその思い込みが母を窮屈にさせ、自分をも追い込んでいた。

そんな余裕のない娘に面倒をみてもらっても心地よいはずがない。


今思えば仕方ないよね。
人生初のことだもん。


この頃は実家に帰ってくる度に(もし私が母だったら...)と考えながら接することが出来るようになってきた。

どんどん子供に返っていく母への対応に戸惑うが、自分が子供の頃は甘えて拗ねたりしたことを考える。

子供になっていく母には子供のような成長はなく虚しい想いにも肩を落とすこともあるが。

それらを理解して包容することが少しつづ出来るようになると母との衝突は少なくなって笑顔も増える。


一番嬉しいのは昔のように母の鼻唄が聴ける時だ。





そうして安心して私はまた東京に戻る。



11月に入りようやく見付けた部屋に引っ越す。

ほんの少しだけ都心から離れた部屋は、周囲の環境がいいし満足している。

窓からの景色になんとも言えない安らぎを感じるのは何故だろう。

成るように成っている...という感慨。



私の人生はこれからどうなっていくのだろう。

どうなろうと受け入れていく覚悟だし。

ただ先は明るく感じるようになってきた。


それはこの部屋が最初の日からしっくりと馴染み、よく眠れ目覚めもよかったのだ。


すぐではないと思うが、新しい何かが動き出すような気分だ。