昨日のは愚痴ばっかでしたけど、今日は番外編なので、愚痴は書きません。
志望はコンサル1本と書いてたんですが、実は、メーカーも受けてました。
開発とかではなく、総合職で。
スポーツメーカーを。ミズノとデサント。
アシックスは土木の本命と重なってて手がまわりませんでした。
何の仕事がしたかったっていうと、会社によって名前が違うんですけど、
渉外とか販売促進とか。おおまかに言うと営業の一部。
だけど、普通の営業と違うのは小売店さんまわって卸すのではなく、オフィシャルサプライしてるチームとか選手へのグッズ(ユニフォームとかシューズとか)を供給する仕事。
ミーハー心が無いかって言われると全くないとは言えません。
けど、2年前に就活をしてた時と考えが変わったのは、あん時はほんとにミーハー心だけで、NECとか合成とかで事務職したいと思ってました。
でも今回はそういうんじゃなくて、なんかしらでスポーツに、バレーに関わりたくて、見つけた仕事(って表現が違う?)。
ほんとにこの仕事したい!って思ったけど、半分憧れの気持ちもあり。それは、メーカーの営業に理系の院卒の学生なんか必要とされないってのは分かってたし、弱小チームでマネージャーやってただけの自分に売り込めるところはなく、(仕事はめっちゃできると思ってますけど)無理だろうなと思ってたので。
勿論コンサルもしたい仕事ではあるんですけど、ここまでこれを学んできたならこの仕事をするべき、というか、使命感とかそんなたいそうなことは思ってませんけど、ここまで土木に携わってきたならその道に進まなきゃ無駄になる、というか、だからって、土木も好きで進んだ道なので、嫌々選んだわけではなく、なんていうか、私に向いてる仕事なんだろうなとも思うし、でも「この仕事したい!!!!」て思ってるわけでもなく、なんなんですかね。
(まとめてから書け!)
それでミズノとデサントなんですけど、書類(Webエントリー)選考を通過するなんてまさか思ってなくて、びっくりしました。
そーとー舞い上がって、悩みました。
もし、コンサルもメーカーも内定もらったらどっちにすればいんだろ!?と。
自分に向いてる仕事と憧れの仕事。
ま、杞憂に終わりましたけどね。見事落ちました。
集団面接で4人で30分くらいしか時間がないんですよ。
コンサルは大体が1人で30分くらい面接時間があるので、こんな短い時間でみんなどうやってアピールしてるんだろ。文系の人ってその中で勝ちあがっていくってすごいなーと思いました。
ちゃんと面接に臨んで、スッパリ落ちて、スッキリしたので、その後はコンサルに気持ちを集中できてよかったと思います。
スッキリはしたんですけど、面接会場には馬鹿っぽそうな子ばっかりで、こんなんで就活してんのかよ、と思うようなのが多くて、ここで落ちたと思うと納得はいかなかったです。
同時に面接を受けた女の子で「お願いします♪(キャピ) ありがとうございます♪(キャピ)」みたいな志望動機丸暗記の棒読みで「明るさと元気だけがとりえです♪(キャピ)」ってカワイさ推してる子がいてこんな子ほんとにいるんだなー、かわいそうだなーと思ってました。そんなんじゃ通らないの分かってないのかなと。
ま、こんなこと思ってる態度でかいやつも採用されないでしょうけど。
院卒でバリバリ仕事できるけど考えが凝り固まってるのより、PCたいして使えなくても、礼儀とかなってなくても、柔軟な考え持ってて、吸収しろがいっぱいある方が会社としては使いやすいんですよね。
もう落ちたんで関係ないんですけど、
NECはユニフォーム・ジャージがデサント、シューズはミズノユーザーがVで1番多し。
ジェイテクトはユニフォームがミズノのジャージがデサント。
んー、やっぱ魅力的!
あとね、就活とは直接関係ないこと。
ほとんどが東京での選考だったんですけど、節約のために行きは新幹線、帰りはバスを使ってました。
バスは昼行だ17時最終、夜行だと23:40発。
うまく昼行に乗れればいいんですけど、逃すと夜行までの時間潰しが大変なんですよ。
なので、浦安で単身赴任してる父に電話して久しぶりにご飯一緒に食べました。
稲毛海岸(京葉線で舞浜の2個くらい向こう)までわざわざ行ったんですけど、どこつれてってくれるのかと思ったら、「ここおいしいんじゃー」って行って入ったのが普通の居酒屋。もうちょっといいとこでご飯食べてよ。
とかいいながら、結局2人で8000円越えてました。
最初電話するの迷ったんですよね。お父さんとご飯食べて会話もつのかな、と。でも1人で時間つぶすの大変だし、晩ご飯タダで食べれるんだしいっか、と思って行ったんです。
でも意外に、ずっと喋り続けてました。
私は1杯しかお酒飲んでないですけど、お父さんは生中1杯に熱燗2合を3本空けてました。
気分もよくなったみたいで、家では全く喋らないのにかなり喋ってました。
就活の話をさんざんした後で
「言いにくいんじゃけどなー、おまえ彼氏とかおるんか」
だって。「おらん」て正直に答えましたけど、お父さんがこんなこと聞くと思ってなかったのでびっくり。
「お父さんそういうの興味あったんじゃー」
「そりゃあるわ一人娘なんじゃから。普段は喋らんけどな」
だそうです。
お母さんの話とか、お父さんが飲み屋のオネエちゃんとメールしてる話とかもしました。
お父さんとこんなに話したのは初めてだったので、なんていうか、大げさだけど、
私とお父さんのターニングポイント?
お父さんがこんなに喋れる人だとはしりませんでした。お母さんと全く喋らないので。
「わし結構喋れるじゃろ」って調子に乗ってましたけどね。
それとびっくりしたのが、もう一つ。
私が財布を出した時に
「お前グッチが好きなんか。わしそういう分かりやすいの嫌いなんじゃ。」
って。ヴィトンとかコーチとかパッと見でブランドが分かるのが苦手だそうです。
「でもヴィトンのモノグラムでも市松模様のダミエでもないやつはええがー」
「あーエピな」
お父さんがエピを知ってるのにビックリ。
エピなんて言ってもどうせ分からんだろうと、「モノグラムでもダミエでもないやつ」って言ったらあっさり「エピ」だと。お母さんすらエピ知らんのに。
なので、ボッテガを教えてあげました。
そしたら、胸ポケットから野帳を出してメモしてましたよ。仕事の手帳だろ!
「カナはほんとはグッチよりボッテガが欲しいん。オネエちゃんに買ってあげる前にカナに買ってよ」と。
就活終わって、帰省したときにお母さんと外食したんですけど、お父さんとの時のほうが喋ってました、私。