介護の現実 | Lotus-eater ROTOBAGOSU

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ゆっくりしよう

父が入院してひと月

すでに回復し、体重も10キロ増えて力ましまし


帰宅自宅介護だと、蹴られたり殴られると、けがしそうだ。


元気だけど退院出来ない。

介護体制が不備だから、そうだ


ソーシャルワーカーによると、老健といわれる介護老人保健施設も、受入可能な施設なし、特養に至っては数年先まで空きなし


母の生活を確保しなければならず、父の年金を全て使えない。例え使ったとしても、非課税枠内の年金、推して知るべし

予算が限られる


認知症で意志疎通に難あり、でも足腰健全のため、好きに歩き回り、やりたいことをするのは、世話できないらしい


精神科の治療下にすれば、、、

つまり、意志のない廃人にする魔法がかけられれば、別らしい


くそまみれがいいのか、廃人がいいのか、


父は、総じて善良な市民として賢明にいきてきた


10人兄弟の6男、祖母は私に言った、

お父さんは一番頼りになる

自分の家族に貧乏させても、祖父母の世話をした

ヤクザな兄弟にもよくした

それで私の人生暗黒化しても、客観的には、彼はよくできた兄弟で、叔父さんだった


近所の人のためにもおしまなかった


職場でもクセは強かったと思うが、慕われてた


息子は大学へ、保母になりたいという娘は

結局資格とれないまでも、専門学校にも通わせた

その孫たちまで大学や専門学校へ、行かれるようにお金を出していた


私も行きたい学校ではなかったけど、公立の商業高までは面倒みてくれた


彼は

何か足りなかったのだろうか


人として、尊厳を持って生きていくことが厳しくなるような、そんな晩年を迎えなければならないのだろうか、


なんとかしてあげたい


だけど、私もどうしたらいいか

もう、わからない


これが現実だ