いろはの手術 | irohaにほへと♪

いろはの手術

大きなものではありませんが、
いろはの手術が無事終わりました。


生まれて6ヶ月経つ頃から、
右頬の耳の下近くに、あまり目に留まるほどではなかったけど
青あざのようなものができはじめていて。
当時小児科と皮膚科で診てもらい、

「血管腫」といわれ、このくらいの子どもにはよくあることで、
レーザー治療でなくす方法もあるけど、年齢が大きくなるにつれて小さくなっていくからと
体の負担なども考え、経過を見ることにしていました。


でも月齢が増すごとに
そのできものも少しずつ大きく、
そして触ると皮膚の下に石ころがあるかのように
硬くなってきていて。
本人は痛がったりもなく、
たまに触ってはなんかあるなーといった表情をするくらいでした。


初めに診てもらったそれぞれの病院の二人の先生には小さくなるものといわれたし、
様子見ていけばいいよねと思いながらも、なんとなくどこか気にはなっていて。。。
レーザー治療をするかしないかも含めて、
複数の先生に診てもらってから決めようと思い、
今年の夏のはじめ頃に、
血管腫のレーザー治療で通っている知り合いのママから教えてもらった皮膚科で
診てもらうことにしました。


そこは子どもの血管腫の症例がたくさんあると聞き、
その先生にいろいろ話を聞いてみようと思っていったのですが。。。
頬を見た途端に血管腫ではなく、腫瘍です。と。
成長と共に消えるものでもないし、
むしろ大きくなっていくと思うし、レーザー治療では難しいです。
大学病院で切除してもらった方がいいと思います。と。

先生はさらりとそのフレーズを言われましたが
腫瘍と聞いていいことは思いませんし、内心どきどきで。


そしてその後紹介状を持って大学病院で診てもらうと
「石灰化上皮腫」とわかりました。
良性の腫瘍ということも。
ほおって置いてなくなることもないなら、
早く取ったほうがいいとすんなり手術の手続きをその場でとったのですが、
手術の手順、全身麻酔、事前検査でも麻酔、
淡々と説明をうけながらも、
この小さい身体にな。。。と
出来れば代わってやりたい気持ちでいっぱい。でした。


入院初日、慣れない場所に困惑、だだこね、
いろは自身も何が嫌で泣いているのかもわからないくらい
ただただ泣き喚いていました。
子どもは敏感だと思います。
いろんなことに勘付いていたのかもしれませんね。汗

看護師さんにプレイルームに案内してもらい、
そこでは、様々な年齢の子ども達が
充実したたくさんのおもちゃで遊んでおり、
一緒になっていつものように遊ぶいろはを見て
まずはひと安心。
本人も安心したのか手術の日まで、
夜もいつものように早々と床に就き、ぐっすり寝てくれました。

とはいえ、手術当日はいろはの順番を待つ旦那さまと私はどきどき。
傷病の重度に関係なく、
どのご両親、ご家族でもこういった時間はなんともいえなく
同じような気持ちだろうと思います汗

手術自体は短時間で終わりましたが、
終わったと連絡が入り、二人で迎えにいった時には麻酔から覚めていたものの、興奮状態でした。
移動のベッドではじっとしておれず、
しんどそうにもがくいろはをよしよしと抑えるように、
よくがんばったねと強く抱きしめながら病室に戻りました。

その後しばらくは眠っていましたが、
起きると久々の食事におやつのドーナツがだされて。

起きた途端に
「うほぉ、どーなちゅー!」と第一声。
これには旦那さまも私もどれほど安心したことでしょうか苦笑い
その後からまたいつもの調子に戻り、
翌日無事に退院することになりました。


同じ病室だった
同い年の男の子と仲良くさせてもらい、
そのママが準備万端に用意していたアンパンマンのDVDを一緒に見させてもらったり。
二人並んで釘付けな様子が微笑ましかったです。
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今は術後の心配もいらないくらい、
切ったところを痛むような様子もなく
ご機嫌でいつもの様子のいろは。
大きなことではなかったものの、
ホッとしていますキラキラ

同じ病室だった子ども達のママさん達にも
たくさん声かけてもらって、
慣れなかったり落ち着かないしばしの病院生活も
育児話やなんてことない話をさせてもらったりで
いろはもですが、私までも限られた中で楽しく過ごさせてもらいました。にっこり
いろはの手術を通して
優しさに触れた時間でもありました。


明日抜糸してきます!