定年退職 | irohaにほへと♪

定年退職

今日で、
父は仕事にピリオド。
定年退職しました。


大半の男の人には
やはり「仕事」というテーマは
家庭を持つ環境になくてもそうであっても、
変わらず大きなテーマなのかなぁと。
それが、終わるということは
やはりとても大きなこと。
38年間勤め上げた父を改めて尊敬します。


まだまだ新米ですが
自分が「親」という立場になってから
余計に
今までしてきてくれたことの重みを
すごく感じるようになりました。
親という立場になってからというのがなんとも。。。恥ずかし♥akn♥
けど、感謝してもしきれない。


父は私が中1のとき、
大病を患いました。
十何時間にも及ぶ手術をし、
無事成功したのですが
私は当時、父がそんなに大きな病気だったとは知らず、
母からも、「少しの間お父さんいないから」
くらいにしかきいていなかったように思います。

担任の先生に
「お前は大丈夫か。お父さんもがんばっとるからな。」
と慰められるようにいわれ、そんなに深刻なのかとドキッとさせられた覚えもありました。
が、当時は母に聞く勇気もなく。。。
でも全然寂しくありませんでした。

母のことなので、その時は先々の不安もよぎり、
辛い毎日でもあっただろうに、
懸命な父の介護と、
母や一緒に住んでいた祖父、祖母、叔母が
私や弟の心に穴が空かないように
きっと、いつも以上に手をかけてくれたのだと思います。

後になって父の病気のことを母から教わり
それが、そんなに深刻そうにせず、
明るく話す母。
ま、こんなことがあったにー。
なんて軽くおどけながら言う母には
やはり強さと、思いやりを感じました。



それから大きな病気、ケガもすることなく
出会えばいつも笑顔の温和な父。

$irohaにほへと
約10年程前から
同じ職場の友人達とバンドを組み
毎年クリスマスの頃には
数組の他のバンドの方達と
知り合いの人を集めて小さなクリスマスライブを開催するなど。
音楽を楽しんでいます。


たまーに、私たちの前でも披露してくれますが
その時はほんと、
普段あまりしゃべらない父が活き活きとしていてキラキラ青
(あまりしゃべらないのは母がその分おしゃべだからか。うしし笑)
趣味を堪能していて、見ていてこちらも嬉しくなります。


母は、
これから家にいることが多い父に
今まで完全にノータッチだった家事や身の周りのことなど
少しでも自分でできるように
はじめてのおつかいおつかい
のように、買い物など早速やってもらっているよう。(笑)
電話口でしかやりとりは聞いていませんが
父も新鮮なようで、楽しげ。
とても微笑ましいです。にっこり


祖母の介護も二人で分かち合い
これからはゆっくり、
二人の時間を楽しんで欲しいです。

本当におつかれさま。
そして、ありがとう。
いつまでも元気でいてください。