愛娘、神田沙也加ちゃんのお誕生日には
いつも電話をかけ、出ることが出来ない
時には留守電に『ハッピーバースデー』
の歌を吹き込んでいたという、
父・神田正輝さん。
沙也加ちゃんが命を落とす前にはお父さんに
電話をしていたことが報道されています。
今回の件を見守る一般の方達からは
『神田正輝さんは再婚はしないと決めていた。
いつでも愛娘が遠慮なく懐に飛び込んで来れるようにそうされたのではないか。』
『マスコミから写真を撮られているのに
"ありがとうございます"なんて…』
『旅サラダを見ていても、いつも偉ぶる
ことなく紳士で誰にでも優しい。
沙也加ちゃんの礼儀正しさや腰の低さは
お父様譲りだね』
『聖子さんをマスコミの目から反らすために
先に自分が矢面に立ち、マスコミから注目
を受けている間に聖子さんを北海道に極秘
入りさせたのではないか』
『自分が先に次週の旅サラダに出ると決める
ことで聖子さんの選択肢の幅が広がるように
配慮したのもあるんじゃないか』
『沙也加ちゃん、お父さんのような男性と
出逢えていたら…』
など男気溢れ紳士な姿が賞賛され、
愛娘を失った計り知れない心痛を心配される
声がとても多く、私は娘の立場で、また
子を持つ親の立場でも胸が苦しくなります。
25日の朝、神田正輝さんの番組を観ましたが、
「いつも僕はみんなを守る立場。
今日は守られているような雰囲気あるな。
ありがとうございます。僕は元気ですよ」
と笑顔で気丈に振る舞われていて…涙涙
明るく振る舞われていても、目は
まだ泣き腫らしたままでした。
そんな沙也加ちゃんの素敵なお父さんでも
ある、神田正輝さんのホロスコープも
読ませて下さい。
1950年12月21日 出生時間不明 東京
太陽は射手座28度、月はこの日はどの時間に
生まれても牡牛座で、16〜28度の間にありました。
ホロスコープからはお人柄の優しさ、
昭和のスーパースター軍団・石原軍団の
一員であるのに親しみやすい雰囲気、
真面目さ、どっしりとした男気ある
カリスマ性がそのまま表れている気がします。
そして太陽・月のライツに対する土星や
冥王星とのスクエア、金星が土星スクエア・
天王星オポジションという苦難や挫折、
悲恋や突然の別れなどに見舞われやすい
エネルギーをお持ちです。
月が中盤付近の度数であれば
現在トランジットの天王星が乗り、
月が象徴する内面や私生活に急激な変化を
もたらしますが、『我が子』との突然の別れ
となってしまいました。
トランジットの海王星は太陽に
ゆるくスクエア。
生きる意味や活力などを見失いやすく
なってしまうアスペクトです。
現在は角度がゆるいため、海王星からの
ネガティブな影響は強く無さそうですが、
今後タイトなスクエアになって来れば
少し心配な運気になりそうです。
こちらは沙也加ちゃんのネイタルチャート。
お父さんの魚座木星が真向かいから
沙也加ちゃんの乙女座月に対して
『そのままの沙也加が素敵だよ。
そのままで良いんだよ。
いつでもパパが守ってるよ。』
と声援を送り、保護するアスペクト。
父・山羊座金星が娘・月にトライン、
太陽にスクエアながらアスペクト。
その金星は沙也加ちゃんの冥王星に
セクスタイル。
沙也加ちゃんがとても可愛くて仕方がない。
牡牛座ベスタと射手座パラス＆太陽、
山羊座金星が沙也加ちゃんの月とグランドトライン。
山羊座セレスは沙也加ちゃんの蠍座金星にセクスタイル。
沙也加ちゃんの蠍座金星はお父さんの月が
牡牛座16〜23度あたりならオポジション、
沙也加ちゃんの魚座木星もセクスタイルとなり、お父さんを深く愛し、神田正輝さんの心身も沙也加ちゃんの存在が支えになり守っていたのだと分かります。
沙也加ちゃんの天秤座太陽がお父さんの
水瓶座火星に活力や元気を与え、
父・山羊座水星が沙也加ちゃんの魚座木星と
セクスタイルでお父さんのお仕事にも
運やチャンスを運んでいました。
正輝さんの天秤座土星は沙也加ちゃんの
太陽に合。
これは父が娘に責任を持ち、指導する立場
にあることを示します。
沙也加ちゃんのIC射手座24度に父の太陽が合は宿縁を物語り、沙也加ちゃんにとって父の存在は大きく、元気や力を与えてくれる、太陽そのもの。
そして沙也加ちゃんのディセンダント魚座24度に父のドラゴンヘッド魚座23度が合。
こちらも強い宿縁を表すポイント。
また、沙也加ちゃんのドラゴンヘッドに父の海王星が合。
過去世からの宿縁を表し、夫婦にもよく見られる縁です。
海王星側の神田正輝さんが最終的には自立を促され、自分を信じ、精神的な成長を遂げるような影響力がある関係性です。
神田正輝さんの出生時間が不明のため細密な読み方は出来ませんが、沙也加ちゃんのホロスコープを読んだだけでも2人は強い縁で結ばれていたことが分かります。
ですが親子でも夫婦でも決して良い相性ばかりではないのです。
気になったのが、
父の天王星が沙也加ちゃんの太陽と
タイトにスクエア。
天王寺と個人天体のハードアスペクトがあると、最悪『別離』を経験しやすいと感じています。
とはいえ全体的に見るとハードアスペクト
が少なく、沙也加ちゃんに対してお父さんの
土星やジュノーが多少効いているとは言え、
親子なので愛ゆえの『指導や助言』はあった
と思われ、神田正輝さん自身の愛が深く
器の大きさを考えれば決して『ダメ出しの
厳しい土星やジュノー』では無かっただろうと感じます。
また神田正輝さんの出生時間を12時と仮定して2人のコンポジットチャートを作れば、太陽・海王星合が月と木星とグランドトラインを組みます。
沙也加ちゃんの太陽サビアンの解説にもあった、『ガーディアン＝守護神、守護天使』
父である神田正輝さんは沙也加ちゃんにとって生きたガーディアンだったんじゃないか。
男女の執着や束縛、恋愛感情や性的なものを超えた絆で沙也加ちゃんをありのまま見守り、愛されていたことが分かります。
また沙也加ちゃんも神田正輝さんにとって何にも替えがたいソウルメイトであり、この世に肉体があってもなくても変わらない天使であるのだと思います。
