出張の帰り際、今日僕は山口県のとある場所に立ち寄りました。


本来は其処から、船である島に渡るのですが


プライベートで着ている訳ではない事と、時間も其処まで余裕があった訳でもないので


とある港までですが数分程、立ち寄りました。


場所は、徳山港。


その場所にも僕が見ておきたかった物が展示されています。


本当に目に焼き付けておきたかった場所は、冒頭に書いてある通り徳山港から


船に乗って行く場所。


大津島


この島の名前を聞いただけでわかる方は多いと思われますが、


本から映画へと、今を生きる者として色々と考えさせられる舞台となった島です。

(僕は本で読んだ事しかないのですが)


「出口のない海」

原作:横山秀夫


かつて第二次世界大戦中、其処には回天隊訓練基地がありました。

(今もその跡は残っています。)


回天。名前の由来は


「天を回らし、戦局を逆転させる」と言う願いを込めて名づけられたようですが


それは、人の命を犠牲にしてまで戦局を逆転させる為の特攻兵器


「人間魚雷」


回天

回天2

実際にこれを目にしただけで、本の内容が頭を過ぎり


思わず数分、呆然とその場所に立っていました。


当時の事に纏わる本は幾つか読みましたが


簡単に言葉に出来るものではありあません。


ましてや、その場所に立っているだけで当時の若者が


本心では当時の戦局をどの様に感じ、またどの様に考えたのか


それは本人達でしか本当の所はわからないでしょう。


ですが、今に生きる同じ日本人として、当時現実に行われていた事を


絶対に知っておくべきだと僕は思います。


昔の出来事を批判的に思うのではなく、彼達が残してくれた歴史の1ページを


忠実に受け止め、今の日本に生きる現代人として多く学ぶべきものがあるはずです。


古くから日本には忠義心や愛国心があり、戦国の時代にさかのぼって行ってもそれは


代々受け継がれて行っていると思います。


お国の為ならなんでもする!と、言う意味ではなくその時代、時代で本当の


義と言うものを持っていかなくてはいけないのではと感じるだけです。


全ての人々が国の為だけに忠義を尽くした訳ではなく、


原作:浅田次郎の「壬生義心伝」に登場する実在した人物、新選組隊士 吉村貫一郎は


命尽きるまで、奥さんと子供に自身の義を尽くし人であり


人によって義の尽くし方は色々あると思います。


義、言わば本質がなになのかを常に意識していく為にも、絶対に今も昔も現実として起こった


事に直視して今あるべき事を考え、努力して日々進んで行きたいと感じました。