(正しいグリップに近づける)

(正しい構え方に近づける)

(フェースの芯をボールの赤道にあてる)

 

まずは、多くのアドバイスを無視して、

この3要素の精度を高めるこに専念することが、パッティングの上達を促進してくれます。

 

この精度をを高めることによって、

この後から解説する(各種アドバイス)が実行しやすくなってくれるのです。

 

ここでは、私のパッティングを習得するための

数十年の試行錯誤と、失敗の繰り返しを続ける中で発見できた、

《パッティング習得を邪魔してしまうアドバイス》

を解説します。

下記のような(アドバイス)は、パッティングのトータルバランスを作り上げ、上達促進させる作業を遅らせてしまいます。

 

(フェースをラインに真っすぐ動かし、真っすぐ戻し、真っすぐ出してやる)

(フェースを振り子のように動かす)

(テークバックとフォローを同じ運動量にする)

(手首を固定し、動かさない)

(カップインするまで、顔と目を一切動かさない)

などがそれです。

 

あまりパッティングに悩まなくても良かった、大らかな性格の先人たちが残したアドバイスと言えそうです。

このアドバイスを真面目な性格の方が、厳密に実行しようとしたら、混乱を長引かせることになってしまうはずです。

 

《フェースは真っすぐ動くはずがありません!》

 

パッティングをする際、

身体のどこかを支点に決め、その支点を動かさないようにしてフェースを動かしたら、真っすぐ動くはずがありません。

 

支点を無視し、身体全体を横に動かさない限り不可能な動作です。

 

また、プレッシャーがかかった心理状態で、ラインに対して1ミリも狂わず正確に、動かすことなどできるわけがありません。

 

試合中に、あるいはラウンド中に、気軽に実行できないことなど、気軽に無視した方が良いのです。

 

アドバイスしている先人は、超アバウトに実行ているゴルファーで、『やっているつもりになっているだけ』と考えるべきです。

 

《振り子のように動かせば、手打ちになり易い!》

 

『振り子のように動かす』

というアドバイスは、多くの先輩たちが信じて、実行しようとしていたことです。

 

今でも、この内容を、レッスン書の中で書いているインストラクターがいることも事実です。

 

しかし、これを実行しようとすると、

必要以上にヘッドを動かさなければならなくなってしまい、

腕、ヒジ、手首、グリップをムダに動かすことになってしまいます。

 

昔は、グリーンが遅かったため、ヘッドを大きく動かし、ボールを強く転がさなければならなかったために、このアドバイスが生きたかもしれません、

 

現在では、どこのゴルフ場も整備が行き届き、グリーンが高速仕様になっています。

また、現在世界で活躍しているプロの皆さんのパッティングを拝見していると、ヘッドの動く量は非常に小さくなっているのが分かります。

 

振り子のように動かしていると、

ヘッドを大きく動かさなければならなくなってしまい、

手首、グリップ、腕を動かし過ぎてしまい、

現在の速いグリーンに対応しずらくなってしまう、

ことは理解できるのではないでしょうか。

 

昔の遅いグリーンで、手打ちでパッティングしていた先人たちの(パッティング理論)と言えそうです。

 

このことは、

(テークバックと、フォローを同じ運動量にする)というアドバイスに関しても言えそうです。

 

《手首を動かさないで、柔らかいストロークはできません!》

 

「手首を動かすからタッチが合わない」

とアドバイスされ、手首を動かさないように固定してしまい、上達が遅れてしまうゴルファーが多いみたいです。

 

簡単に実験してみればわかります。

そばに置いてある小さな物体を、柔らかく持ち上げてみて下さい。

手首が柔らかくなっていなければ、

デリケートな動きを作れないし、優しく扱うことが出来ないのが分かるはずです。

 

パッティングのストロークでも同じことが言えます。

柔らかいストロークで、デリケートなタッチを生み出すためには、

手首が柔らかくなっている、

ことが大切なのです。

 

手首をぎちぎちに固定してしまったら、一生柔らかいタッチを出せなくなってしまうのです。

 

手首は固定するのではなく、

『あまり動かさないようにする』

が正しいことを理解してください。

 

《顔と目線を動かさないように頑張ると、緊張時に対応できなくなります!》

 

『パッティングは、一切、顔を動かしてはいけない』

『カップインの音がしてから、顔を動かす』

『1メートル転がるまで、目線を変えない』

などのアドバイスを聞くことが多いと思います。

 

それはそれで正しいことなのですが、生身の人間が簡単にできることではありません。

 

私たち人間は、日常生活の中で、顔も、目線も常時動かしっぱなしになっています。

常に動かし続けている身体のパーツを、

『何が何でも入れたい』という目的意識を持ちながら、無理やり止めなければならないのです。

 

聖人君主でもない、生身の人間が、緊張した場面で、そんなことが気楽にできるはずがないのです。

 

試合中、ラウンド中に気楽に出来そうもないことは、チャレンジすべきではありません。

 

賢いゴルファーの皆さんは、

それに近いことが、もっと気楽に実行出来るように、別な方法を取り入れるべきなのです。

 

アドレスをする際、首を正しい位置にセットし、

首を動かさないように頑張る方が、気楽に実行出来るようになります。

 

 

パッティングに関する具体的なアドバイスの前に、

(やってはいけないこと)をまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。