新しい自転車を買いに行きました。
赤やピンクが好きな私。
赤から青にかけての紫を経るグラデーションが好きです。
でも、昨年からすごく黒や青に惹かれていました。
特に黒は、なぜかあまり似合わないこともあって買うことはなかったのですが…
最近はバックやスニーカーも黒を揃え、洋服も黒が似合うようになってきました。
で、自転車。
やはり黒が欲しい。
暗いところだと目立たないから危険…とかも考えたのですが結局黒を購入。気に入ってます。
それで、自転車屋さんで自分の男性性?について、
ふと気付いたのです
思えば私は、こどもの頃は少年のようでした。
かなり男らしい感じでした。
見た目も男の子みたいで。
父親とキャッチボールをして、
休み時間は男子に混ざってサッカー。
父がアスレチックによく連れて行ってくれるのもあり、運動することが好きでした。
男子に暴力をふるうこともよくあったかもしれません。
ボーイッシュなファッションが流行った時代だったので、服装はデニムのシャツやジーンズ、スニーカーが多かったです。活発で、クラス委員などのまとめ役が好き。
反面、ハートやピンクが大好き。
裁縫も好きで、料理にも興味深々。
全部大好きでした笑
だけど少しずつ、男の子とサッカーはしなくなります。
年齢ですね。
男っぽさを前面に出して、「おかま」ってからかわれるのがすごく嫌だった。
自分の容姿も好きじゃなかったので、おかまとか男って言われるのは嫌でした。
中学生の頃は運動部でほとんどベリーショート。
友達はメイクとかしてましたが、家が厳しかったので出来ませんでした。
でもこの時はショートヘアを楽しんでました。アレンジとかもして。
高校生になると髪を伸ばし始めます。
この頃は運動が苦手な子も多くて体育がつまらなかった。
髪を伸ばしてメイクもするようになって、
周りから可愛いと言われるようになりました。
「おかま」とからかわれた経験のある私としては、
女子として褒められるのはすごく嬉しかった。
お洋服も、女っぽいものが多くなりました(女子っぽいではなく女っぽかった笑)。
恐らくこの頃からでしょうか。
自分の中の「ボーイッシュ」が封印されていくような気がする。
押し込めたつもりはなく、ただ“女っぽさ”に目覚めたというか。
ただからかわれたこともあるので、無意識には自分の中の男っぽさは嫌だったのかもしれません。
しかし高校生の頃に始めたアルバイトで、徐々に自分の中の“男らしい”部分を発散していくようになります。
何かを筋道立てて考えたり、感情ではなく理論的に話したり。物事もはっきりズバっと言うようになりました。環境を整えたい願望?があり、新しいチャレンジが好きでした。
彼氏も出来て、すごく相性が良くて気持ちも満たされてました。
この頃は、家庭問題の真っ只中ではあったけれど、
自分の中の“男と女”のバランスは保たれていたように思います。
時が経ち
卒業後もフリーターとして同じ場所で働きました。
はっきりズバっと言ってると敵も作りますし、仕事が出来るようになればそれなりのこともある。
色々悩みました。
はっきりズバっとした物言いで仕事できる風だと損することが多いな…と思うようになります。
なんか、丸くなろうと思ったんです。
物腰が必要以上に優しくなり、そのあたりから見た目も幼くなっていったように思います。
ズバっと言うのって感情じゃなくて、それが必要だから正直に話してるだけで、そこに誠意があるんです。
真面目だから疲れちゃうんですよね。
疲れ切ってたなあの頃。
お洋服は可愛い感じのカジュアル路線へ。
思えばこのときの私の“男っぽさ”ってどこへ行ってしまってたんだろう。
いつの頃からか、可愛い小物や可愛い色が好きでそればかり集めるようになって。
髪もメイクも女子っぽく。
人から褒められるとそれはもちろん嬉しくて、
それを続けるようになって。
そして、色々あって疲れ切ってた私は、自分の好きなものがまったく見えなくなります。
何が欲しいのか、何が好きなのか、全然分からなくなりました。
とりあえず、可愛いものを。
それっぽいものを。
そんな感じで、とりあえず見た目だけはずっと女でした。おかまのトラウマもありますし。
髪も長かったし。
あとは昔から、女性であることを楽しみたいという気持ちもあり、余計に女っぽさにこだわったかもしれません。
仕事は変えましたが、自ら環境を改革するような消耗しそうなことはどんどん減っていきます。機会も減りましたし、私もそれを避ける様になりました。
エネルギー切れですね。
本当は職場の環境を変える様な新しいチャレンジをしたいけれど、同志もいない。
気付けば私は、
なんとなく“女っぽさ”を選ぶことで
私の中の“男っぽさ”を追いやっていたのかもしれません。
しかも、心から望んで“女っぽさ”を選んでいるわけでもない…
自分を見失った私には自分の中の“男っぽさ”を愛して育てることが出来なくなっていましたし“女っぽさ”を楽しんで育てることも出来なくなっていました。
転機はちょうど1年前。
当時はもちろん気付いていませんでしたが、あれが転機だったのかもしれない。
ヘアドネーションで、髪をバッサリと切りました。
何年ぶりかのショートヘア。
もちろん、今まで着ていた服が似合わなくなりました。
ここですっごい久しぶりに、自分の好きなものを求めてファッション誌を買ったのです。
ショートに似合う服で、
自分が好きなもので…
そこでボーイッシュでもメンズライクでもなく「マニッシュ」に出会います。
モノトーンの服やアイテムも増え、そして似合うと言われるようになりました。
ふつふつと…
あー!こんなの好きだったっ!
っていう気持ちが芽生えました。
背中まであるロングヘアに、ビジューのカットソー、花柄のニット、ひらひらのスカートにパンプスばかりだった私が!
ベリーショート、黒縁メガネ、白いTシャツ、黒のロングスカート、キャンバス地のスニーカーです。
ものっすごい変わり様。
だけど、すっごい楽しかった。
最近髪が伸びてきて、また女子路線に走ってます。
そんな中での自転車購入による気付き笑
“なんとなく”で“女”を選んでいないか。
“男らしさ”を見ないふりしてないか。
原因はたぶん、容姿に自信がない、劣等感。
今もキレイでいたいし女性を楽しみたいけど、
自分の中の“男っぽさ”“男らしさ”を押し殺さないだけじゃなくて、大切にしたいなと思いました。
何かでまとめ役をまたやってみようかな。