皆さまにお知らせです。

製薬会社のUCBジャパン(株)が申請していた

全身型筋無力症の治療薬2剤が、9月25日に承認されました。

 

全身型筋無力症の治療薬としては、初の自己注射型の薬です。

ステロイドやほかの免疫抑制剤がうまく効かない患者が対象です。

新薬を試してみたい、などの時は、主治医とよく相談なさってください。

ジルビスクは自宅で薬を管理して自己注射をします。

そのあたりの管理方法等もよくお考え下さい。

お薬ですから、それなりの副作用もあるようです。

 

・ロザノリキシズマブ 商品名:リスティーゴ

  アセチルコリン受容体抗体陽性およびMusk抗体陽性の方に適応。

  1週間間隔で6回皮下注射。これを1サイクルとして投与を繰り返す。

  ウィフガートと作用機序が似ています。

 

・ジルコプラン 商品名:ジルビスク 

  1日1回皮下投与する。在宅自己注射が可能。

  作用機序としてはソリリスやユルトミリスと似ています。

  

UCBのプレスリリースです。

https://www.ucbjapan.com/sites/default/files/2023-09/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%80%81%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%AF%20%E5%85%A8%E8%BA%AB%E5%9E%8B%E9%87%8D%E7%97%87%E7%AD%8B%E7%84%A1%E5%8A%9B%E7%97%87%E6%B2%BB%E7%99%82%E8%96%AC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%EF%BC%92%E5%89%A4%E5%90%8C%E6%99%82%E3%81%AB%E6%89%BF%E8%AA%8D%E5%8F%96%E5%BE%97_0.pdf