オンライン交流会のお知らせ

4月7日(水)夜8時~ オンライン交流会を行います。

患者会の会員ではない方もご自由に参加できます。

詳細は→こちらをご覧ください。

 

それでは本日の本題~~~

 

(この記事は、以前会報に掲載したものを一部修正してお届けします)

5大栄養素のひとつ、ミネラル(無機質)は、私たちの体の組織を作るのに必要不可欠です。

ミネラルは体内で作ることができないので、食べ物から摂る必要があります。

このミネラルのうち、特にカリウムカルシウムは、私たちがよく経験する「むくみ」や「足や手が攣る」といった症状に大きく関わっています。

 

カリウムは、血圧を調節したり、細胞の代謝や神経・筋肉の働きに関わったりする重要な栄養素です。ナトリウムと作用しあって細胞内の水分調節をします。

また筋肉を動かすための神経の働きをつかさどる物質であり、不足すると筋肉を動かすためのエネルギーも少なくなります。そのため筋肉がけいれんを起こす、足や手が攣るといった症状が出ます。

 

カルシウムは、皆さんよくご存知の通り、骨や歯などを作る成分です。

体内のカルシウムは99%が骨や歯に、残りの1%が血液や筋肉などの組織内にあります。

この1%のカルシウムが、出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動に大切な役割を果たしています。神経や筋肉の興奮を抑える働きがあり、神経が興奮することで起こるイライラを沈め、筋肉をスムーズに収縮させる働きがあります。

また、カルシウムが不足すると、より骨粗しょう症などのリスクが高くなります。

 

そこで!!カリウム・カルシウムを多く含む、ふだんの食事に取り入れやすいと思われる食品をご紹介します。

炭水化物・タンパク質と共に、いろいろな食品をバランスよく適切な量を摂取してください。

 

カリウムを多く含む食品

わかめ・こんぶ・ひじき・海苔・あおさなどの海藻類  桜エビ

大豆・きな粉などの大豆製品  こんにゃく・切り干し大根・干ししいたけ

ピスタチオ・落花生・アーモンドなどの種実類  じゃがいも・やまといも・さといも・さつまいもなどのいも類  バナナ・アボカド・干しあんずなどの果実類   

ほうれん草・にら・かぼちゃ・キャベツ・枝豆などの野菜類 など

 

カルシウムを多く含む食品

牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品  とうふ・油揚げ

桜エビ・しらす・ししゃもなどの小魚 など

カルシウムを体内に吸収するために不可欠なのがビタミンDとマグネシウムです。ビタミンDは、日光を浴びることで産生されます。マグネシウムはしらすや豆類・貝類に多く含まれます。