マツダCX-8の車高調交換とアライメントとエーミング。 | MGHのブログ

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岡山にある自動車整備工場の日常

おはようございます。

少しづつ暖かくなってる気がする岡山地方です。

 

本日のお仕事はマツダCX-8に車高調取付です。

今回は、TEINのFLEX Zをお持ち込み頂きました。

 

早速取り付けていきたいと思います。

後に有名な黄緑色のトゥデイが写ってますが、気にしないでください(笑)

まずはレーザーにて前後のバランスを確認します。

フロントのフェンダーアーチトップで合わせると、リアが高いのが分かりますね。

今回は、前後同じくらいの高さをご希望でしたので、リアを少し下げ気味で調整していきます。

 

先ずはリアから交換してい行きます。

リアショックはホイールハウジング内から交換できるので助かります。

ササっと交換終了、上のブラケットが大きいですが、ゴムキャップを外して減衰調整できるようになっています。

よく考えられてますね。

 

そして今度はフロント側です。

フロントは一般的なストラットタイプ。

ササっと交換していきます。

おおよそ、50mmほどダウンする予定です。TEINさんの推奨値通り位です。

 

交換を終えて、アーム類を1G締めしていきます。そして車高の微調整後にアライメント調整を行います。

 

アライメント調整も完了したので、エーミング作業になります。

 

まずは、カメラエーミングから

 

カメラエーミングは特に何の変更もなく作業終了です。

 

続いてミリ波レーダーのエーミングを行います。

ミリ波レーダーのエーミングは整備書通りには行きません。

車高が約50mm下がっていますので、整備書に書かれているリフレクター高さを変更してエーミングを行います。

無事に完了しました。

 

その他にも、ブラインドスポットモニターのレーダーエーミング、ヘッドライトの初期化と調整

などなど、各項目を調整していきます。

 

最後に一番厄介な360°モニターのエーミングを行います。

整備書通りに作業するとエラーで完了しません。高さが50mm変わると360°カメラの高さも50mm変わりますので、ターゲットを認識できません。(特にフロントカメラ)

ここは、正確な作業というよりは画面内のズレを無くし違和感なく表示されるように調整していきます。

何とか違和感なく表示できるように調整できました。

 

最後に機能確認の試運転を行い最終チェックも完了です。

 

 

最近の車両の車高を弄るのって、結構大変だと思いませんか?

MGHでは車高調交換で、このような作業を行っています。

ガンバッテマスヨ!

 

最後まで見ていただいてありがとうございました。

 

 

おしまい