あなたは何をどこまで知ってますか?
知らなくても仕事は出来る
それは本当に出来てるのですか?とお客様に聞かれたら
どう説明するのでしょう、当社が作ったのだから大丈夫ですと言うのか
当社の責任で大丈夫ですと言うのか、
何十年ものプロですから大丈夫ですと言うのか・・・
何十年も前ならばまかり通った事も今では通用しません
お客様によっては
品質マネージメントシステムやトレサビリティーの観点から
論理立てて物事を説明できる書類が必要になることもあります
つまり大丈夫の証明が出来る書類です、その書類をそろえるだけで
物作りより時間が掛かってしまうこともあります
お客様のリクエストがたった一言で倍の労力になり
見積をUPさせる事になるかもしれません
ちらっと、証明書もお願いね、など聞き漏らして見積しようものなら
とんでもないことになりかねません
それにもまして、溶接などの特殊工程が絡むともっと大変です
溶接の証明はどうするの??
溶接部位を強度計算したのなら、その溶接係数をかけて良い
溶接品質になっているのかを証明しなくてはならない
TIG溶接なら
溶接機はどんな構造スラグやブローフォールの原因はない構造?
溶接棒はどんな物を使用し、いつ購入した物?
母材の材質は図面どうり?
電圧は?電流は?速度は?溶接向きは?
ビードの大きさは?脚長・溶け込み・のど厚・余盛は?
どうやって調べて保証する?X線か?
実際に切って顕微鏡で見るのか?
振動試験する?環境試験する?
それでも大丈夫ですか、保証できますか?
と、まあ掘り下げるお客様もいるかもしれません
例えば人の命がかかるような製品なら確実にありえます
ヘリコプター/航空機/機材 http://www.mg-engineer.com