エステナビで新店をボーっと眺めていた。
新大久保に良さげな店がある。
でも、昨日やすらぎに行ったばかりだ。迷う。
正月は出費がかさんだし、少し節約しないとまずい。
でも、気になる。こういう時は天運に任せよう。
時計の秒数下一桁が偶数だったら行く。奇数ならガマンだ。
せーので見る。
37秒。
下一桁どころか、ふたつとも奇数だ。
……。
たしか、奇数だったら行くだったよな？
うん。そうだった。よし、行こう！
大久保通りを明治通り方向へ歩くこと数分。
左手にパチ屋が見えてきたところで脇道に右折してすぐ。
そこが香 だ。
マンションの１室を利用した店舗。
エレベーターで３階にあがりチャイムをならす。
ほどなくしてメガネをかけたママが顔を出した。
「ネットで見たの？看板？」とママ。
ネットだよと応え、メニュー表を見せてもらう。
新規オープン価格と銘打ち、割引料金が掲載されていた。
でも、ホムペで見た値段より微妙に高い設定。
時間もホムペ表記とは異なる枠がある。
まぁ価格については1kぐらいの差だしいいかなと。
ただ、ホムペに会計前に割チケ画面を見せてね、とあったので、
一応、画面メモに保存した2k引きチケットのページを見せる。
その流れで、ホムペに書いてあるコースを指さし、これでお願いと伝えてみた。
ママはオイラが差し出した携帯を凝視し、少しフリーズ。
「どれですか？」と尋ねてくるので、
「この60分のアロマリンパコース7kです」と。
「７千円ですか。……分かりました」と困惑ぎみ？
メニュー表には8kと書いてあったので、
多分、ホムペを見ようが見まいが、8kで統一されているのかもしれん。
だったらホムペの価格も合わせておけばいいのに。
カーテンで仕切られた施術室。３室ぐらいか？
左手奥には別に畳敷きの部屋があった。
担当してくれた嬢はリヨーだかリョーユだとか。
今回はホントに聞き取れなかった。いや、いつもだけど。
２～３回、聞き直したけどダメだ。分からん。
決して美人ではないが整った顔立ち。30代前半ぐらい。
部屋の中はピンクの照明でかなり薄暗い。
施術台は穴あきベッド。嬢は黒のネグリジェ風という格好。
出身を聞くと中国と。韓国じゃないのか……。
中国系はあまりいい思い出がない。
不安になりつつも、まずはりシャワーだ。
「お客さん、今いっぱいだからシャワーはちょっと待って」と嬢。
ベッドに座りしばし待つ。空く様子はない。
「先に指圧します。オイル、体が温まらないとダメね」
ということで、指圧が始まった。
よくいえばソフト、悪くいえば体を揺すっているだけ。
「痛くないですか？ 弱くないですか？」と何回か確認される。
一生懸命さは伝わってきた。
背中、腰、足と一通り終えたところでオイル。
これも微妙。
スジに沿ってしごく感じだが、あんまり気持ちよくはない。
と、隣のヒソヒソ話しがカーテン越しに聞こえてきた。
よく聞き取れないが、甘ったるいトーンだ。
これは！ と興味津々聞き耳を立てる……。
ふいに「お金ないんだよ。ごめんね」と男の声。
値段交渉だった……。萎える。
しばらくするとクチュクチュクチュとあの音が。
結局は負けちゃったんだね……。
気づけば背中のオイルが終わっていた。
生ぬるいバスタオルでオイルを拭き取る。
そういえばメニューにあった蒸しタオルが無かった。
仰向けに。足を中心にオイルでしごく。
股間にはタオルが乗せられていた。
やがて足が終わると嬢が話しかけてきた。来たな。
「お兄さん、リンパどうする？ ３千円」
「いや、リンパ.コースで入ったんだよ？」
「違う。リンパ違うよ。オイルね」
「いやリンパだって。リンパ.コースだよ？」
「あ～、リンパはここだけね」とそけい部をさする。
「こっちはどうする？ 気持ちいいよ」と嬢。
お断りさせてもらった。でも、しつこく食いつく。
「お金ないんだよ。ごめんね」と隣を真似てみた。
どうせ高速手好機でしょ？ さっきの雰囲気で分かったもん。
ぬるいマッサージと高速＋αじゃ、どう考えても諭吉は役不足だよ。
交渉決裂。ようやくマッサ再開。
まぁそけい部をなで回すだけなんだけどね。。
正直、もう帰りたい。
「ここ気持ちよくなるよ。なぜしない？」と握ってきた。
「お金ないんだよ。ごめんね」
「分かった。じゃあ今度きたとき、私すごいサービスする」
シャワーへ。その前に腰にバスタオルを巻かれる。
と、ヒヤッとした。なんだ？ あぁオイルを拭いたバスタオルね。
誰かの使い古しかと思ってビビッたよ。
シャワールームにはアカスリ台が置いてあった。
水流がもの凄く弱いので洗うのに一苦労だ。
しょうがないか。
部屋に戻り、着替えて終了。
また来てねと帰り際に軽いキス。
いや、もうないなぁと心でつぶやく。
受付ではママがなぜかストッキング姿だった。
あわててパンツを履く姿を尻目にオイラは靴を履く。
「ごめんなさい。今、着替えていたもので。また来て下さいね」
ママも嬢も基本的には愛想がよく優しかった。
だけど内容がちょっと。昨日、やすらぎに行っていただけに際立つ。
上のコースなら満足度も違うのかな……。
新大久保に良さげな店がある。
でも、昨日やすらぎに行ったばかりだ。迷う。
正月は出費がかさんだし、少し節約しないとまずい。
でも、気になる。こういう時は天運に任せよう。
時計の秒数下一桁が偶数だったら行く。奇数ならガマンだ。
せーので見る。
37秒。
下一桁どころか、ふたつとも奇数だ。
……。
たしか、奇数だったら行くだったよな？
うん。そうだった。よし、行こう！
大久保通りを明治通り方向へ歩くこと数分。
左手にパチ屋が見えてきたところで脇道に右折してすぐ。
そこが香 だ。
マンションの１室を利用した店舗。
エレベーターで３階にあがりチャイムをならす。
ほどなくしてメガネをかけたママが顔を出した。
「ネットで見たの？看板？」とママ。
ネットだよと応え、メニュー表を見せてもらう。
新規オープン価格と銘打ち、割引料金が掲載されていた。
でも、ホムペで見た値段より微妙に高い設定。
時間もホムペ表記とは異なる枠がある。
まぁ価格については1kぐらいの差だしいいかなと。
ただ、ホムペに会計前に割チケ画面を見せてね、とあったので、
一応、画面メモに保存した2k引きチケットのページを見せる。
その流れで、ホムペに書いてあるコースを指さし、これでお願いと伝えてみた。
ママはオイラが差し出した携帯を凝視し、少しフリーズ。
「どれですか？」と尋ねてくるので、
「この60分のアロマリンパコース7kです」と。
「７千円ですか。……分かりました」と困惑ぎみ？
メニュー表には8kと書いてあったので、
多分、ホムペを見ようが見まいが、8kで統一されているのかもしれん。
だったらホムペの価格も合わせておけばいいのに。
カーテンで仕切られた施術室。３室ぐらいか？
左手奥には別に畳敷きの部屋があった。
担当してくれた嬢はリヨーだかリョーユだとか。
今回はホントに聞き取れなかった。いや、いつもだけど。
２～３回、聞き直したけどダメだ。分からん。
決して美人ではないが整った顔立ち。30代前半ぐらい。
部屋の中はピンクの照明でかなり薄暗い。
施術台は穴あきベッド。嬢は黒のネグリジェ風という格好。
出身を聞くと中国と。韓国じゃないのか……。
中国系はあまりいい思い出がない。
不安になりつつも、まずはりシャワーだ。
「お客さん、今いっぱいだからシャワーはちょっと待って」と嬢。
ベッドに座りしばし待つ。空く様子はない。
「先に指圧します。オイル、体が温まらないとダメね」
ということで、指圧が始まった。
よくいえばソフト、悪くいえば体を揺すっているだけ。
「痛くないですか？ 弱くないですか？」と何回か確認される。
一生懸命さは伝わってきた。
背中、腰、足と一通り終えたところでオイル。
これも微妙。
スジに沿ってしごく感じだが、あんまり気持ちよくはない。
と、隣のヒソヒソ話しがカーテン越しに聞こえてきた。
よく聞き取れないが、甘ったるいトーンだ。
これは！ と興味津々聞き耳を立てる……。
ふいに「お金ないんだよ。ごめんね」と男の声。
値段交渉だった……。萎える。
しばらくするとクチュクチュクチュとあの音が。
結局は負けちゃったんだね……。
気づけば背中のオイルが終わっていた。
生ぬるいバスタオルでオイルを拭き取る。
そういえばメニューにあった蒸しタオルが無かった。
仰向けに。足を中心にオイルでしごく。
股間にはタオルが乗せられていた。
やがて足が終わると嬢が話しかけてきた。来たな。
「お兄さん、リンパどうする？ ３千円」
「いや、リンパ.コースで入ったんだよ？」
「違う。リンパ違うよ。オイルね」
「いやリンパだって。リンパ.コースだよ？」
「あ～、リンパはここだけね」とそけい部をさする。
「こっちはどうする？ 気持ちいいよ」と嬢。
お断りさせてもらった。でも、しつこく食いつく。
「お金ないんだよ。ごめんね」と隣を真似てみた。
どうせ高速手好機でしょ？ さっきの雰囲気で分かったもん。
ぬるいマッサージと高速＋αじゃ、どう考えても諭吉は役不足だよ。
交渉決裂。ようやくマッサ再開。
まぁそけい部をなで回すだけなんだけどね。。
正直、もう帰りたい。
「ここ気持ちよくなるよ。なぜしない？」と握ってきた。
「お金ないんだよ。ごめんね」
「分かった。じゃあ今度きたとき、私すごいサービスする」
シャワーへ。その前に腰にバスタオルを巻かれる。
と、ヒヤッとした。なんだ？ あぁオイルを拭いたバスタオルね。
誰かの使い古しかと思ってビビッたよ。
シャワールームにはアカスリ台が置いてあった。
水流がもの凄く弱いので洗うのに一苦労だ。
しょうがないか。
部屋に戻り、着替えて終了。
また来てねと帰り際に軽いキス。
いや、もうないなぁと心でつぶやく。
受付ではママがなぜかストッキング姿だった。
あわててパンツを履く姿を尻目にオイラは靴を履く。
「ごめんなさい。今、着替えていたもので。また来て下さいね」
ママも嬢も基本的には愛想がよく優しかった。
だけど内容がちょっと。昨日、やすらぎに行っていただけに際立つ。
上のコースなら満足度も違うのかな……。