シャッターを閉める時とか、家の前の道をご近所さんが車で通った時とかにふと昔のことを思い出す。

この家も変わらない、俺の気持ちも変わらない、ご近所の車や人も変わらない。通り過ぎた日々があまりに寂しくてこの感情はなんなんだろうと思う。

現状に後悔は無いとは思う。

自分の幼少期の思い出が関係しているのかも。いつまでも子供でいたいと思うし、いつまでも変わらずにいたいと思う。

子供の頃の時間が経つ早さと大人になってからの時間が経つ早さがあまりにも違いすぎて行かないでって思う。

体も重くなったし、子供の頃のように柔軟に考えられなくなったのも把握している。何に安心感を感じて生活していたのかな?

人ではなく住環境だったのかも。友達、先生、親兄弟、住んでいる場所、遊びの内容、近所の遊び場などそういう環境に安心感を感じていたのかもな。

新しい場所より、幼さでわからなかったあの場所はどこだったのか?とかそういう事を調べてそこに訪れる事で懐かしみ安心したいのかも。

そういう感覚を持っているから子供達とも「日常」を重視して「いつもの場所」を作っておきたいのかもな。

一人だから寂しいとも思わないし、子供達と離れている事がすごく寂しいかというとそんな事もなく、どちらかといえば写真で見るあの頃にはもう戻れないと思う事が一番寂しいんだよな。

だってここにはそこと同じ風景があるんだよ?

だけど子供達も大きくなり、あの頃には戻れない。

めんどくさい人間だけどあの頃に戻ってまた幸せを感じたいな。