仕事で学んだ事の一つに「全ては小さな事の積み重ね」という信念がある。
プロの仕事は単純で小さな事をいかに突き詰めるか?
これに尽きる。
家の掃除にもそんな事が生かされていて、今日は和室の扉を掃除したけど清掃前も白い扉には変わりないけど、細かな汚れの蓄積で所々茶色が目立つ。
雑巾で水拭きすれば取れる汚れは取れる。ただ残る汚れもある。汚れゼロを目指してメラミンスポンジでとことん落とす。
それにより新品よりキレイになるのでは無いか?と思っている。
新品は輸送汚れ施工汚れが付いているから素材は新しくとも真のキレイとは言えない。
例えば一点の付着汚れがあったとしよう。全体はキレイだから「キレイな扉だな」と思う。しかし一点の付着がどんどん積み重なり扉は汚れていく物だ。
そういう細かい所にこだわる事がプロではないか?と思う。
やっている事は変わらない。
「水をつけ、こする」
いたって単純作業である。
それにより素材が蘇る。そういう事を大切にしたい。
同じ白をどう捉えるか?マクロはミクロの集合体でミクロを大切にできなければマクロは完成しない。
目に見えない事も同じ。単純なやり取りをどこまで突き詰めるか?どこまで気付けるか?で道は変わる。
マクロを気にするのは本部だな。結果、体裁など。結果、体裁はミクロをしっかりやらないと完成しない。細かな事の繰り返し。そしてそれによる信頼。それを見失い現場が本部に従っているとマクロは崩れる。
成果を上げたいなら細かな所を突き詰める。そしてそれは自分から動く事。
この汚れはどうやったら落ちるか?それを自分の知識で実行、落ちなければ調べる。新しい方法で実行、その結果「真の白い扉」が完成する。
そういう「問題解決」を自分でやるか?やってあげるか?がプライベートと仕事の違いなのでは?
自分の中で仕事は「成果を上げる」では無く「問題解決の手助け」であり、それの積み重ねが成果として現れるという認識でいる。
細かく単純な事の繰り返しは極めて重要だ。