家庭も会社もそれを構成する人々の意志や行動によって自然と色が決まってくる物だと感じている。
後輩社員からちょっとした相談のようなものを受けた。うまくアドバイスができたかどうかわからないけど本人は「こうしたい」という意思が見えてまず関心したわけなんだけど、社内では定期的にこういった事を発言できる機会が設けられていて本人としてはみんなにそれを言おうと思うとの事だった。
組織というのは積み上げてきた経験から運営されていて何かを変えるという事は大体反発を生むから本人の意思は賞賛に値するとして私はそう思っても他人がどう思うかはわからないよ?という事を伝えたいのと、発言をして反感を買う事になるのはやはりかわいそうだから変えようとせずに変わっていこうと話したつもりである。
長である人間ですら「こうしろ」と方針を示すと過半数の人間は表立って言わないけど心の中で「なんだよ」と反発する。それを若手がやろうとするのは表立った反発を想定してやめた方がいいと伝えた。それは本人がこの組織の中でこらから仕事していく上でやりにくくなってしまうし「変えたい」という強い意思がすでにこぼれており、色物扱いされてしまっている所が見えるからである。
私が言いたいのは「相手(みんな)が動かざるを得ない状況を作る」という事。
多少腹黒いようにも感じるけど、例えば会社の方針と真逆の成果を上げてそれが成功とみなされれば会社は動かざるを得ないし何も言えなくなるという考えで、そんな手法で会社を変えてやろうと私自身が今道半ばな訳で少なくとも今の所私は成功している。良いか悪いかは別として変えたいなら周りを固める。そうすると中心は囲まれて身動きが取れなくなる。他人や組織をコントロールするのは「やらなきゃいけない状況」を作る事でこれほど楽しい事は無い。これはおとしめるとかそういうことではなくて誰にとってもいい事だと気づかせるという事で何事も目先の利益に目が眩むと本質を見失うからそこを正したいという信念のもと私は動いている。
後輩はご自身の信念で動いていてそういう所は素晴らしい。ただ、言葉という軽い方法で他人を動かそうとすると痛い目を見るし、間違いなく動かない。すでにその信念はこぼれている事に本人は気づいていなくてそんな所が天然だなと思うんだけど、今のスタイルくらいで留めて進んでいけば少しずつ変わるだろうし、本当に変えたいならまずは自分ががむしゃらに頑張って他人に何かを感じさせなければいかんよ?と伝えたい。
全体を俯瞰して見ると人と組織のパワーバランスが段々見えてくるから自分がどう立ち回ればいいか?どうしたらあの人を間接的に動かせるか?どうすれば黙らせられるか?そういうのは見えてくる。間接的に人や組織をコントロールする事は腹黒いけど本当に面白いです。仕事はゲームであり楽しむ物だし、人とは違った方法で、自己の信念の元、会社を飛躍させる!後輩にもそんな楽しみを味わってほしいなぁ。