どんな時も自分より相手を優先する。


古き良き日本の心だと思うし自分の中にも確実に宿る精神だ。

周りを見渡せば自己都合で動く人間ばかりでガッカリする。法人である自社ですら会社都合でいいとこ取りをしようとしている部分も感じている。会社は個人の集合体だから利己の考え方の人間が会社をダメにしているし法人としての利己に走るのだろう。

それを訴えたのが自身の退職劇であり絶対に曲げない私の考え方だ。

利己は繋がりが途絶える最も悪いことで衰退の要因だ。一見結果を出しているように見えるけど本当に醜いもので器が小さい。それを正義かの如く進めるから繋がりが絶たれ、苦しむ未来が簡単に想像できる。

利他の精神で仕事をすると信頼が獲得できる。そして結果的に助けてもらえる。仕事が円滑に回るようになる。

利他の精神がどうすれば会社に伝わるか考えた時、本部と密なパートナー企業を動かそうと考えた。言葉で動かすのは軽いものになるからパートナー企業に動かざるを得ない事をする。それは極端に儲けさせる事、すなわち「恩」を売る事。そうすればパートナー企業の役員が動くことになるだろうと考えた。役員対役員で話すことになればどこの店がそんなに仕事出したんだ?となり、社内で調べれば自分の名前が出てくるだろう思ったのだ。自社の役員は実は昔の上司だから連絡先は知っているけど、一社員が連絡してそんな事を訴えても会社は動かないし、立場上そんな軽い事はしない。あくまで結果を出して動かざるを得ない状況を作るのが私の狙いであり、言葉ではなく行動で自分の考えや存在を会社に示すのが目的だ。

言葉とは軽いもので口に出すと一気に力を失う。よくある歌詞みたいだけど本当にその通りで、行動で示す事が重要で、さらには大きな企業が動いてくれれば自社の役員も喜ぶだろう。

間接的に働きかける事がなんとなく有効だろうなと感じてたけど、今回そのパートナー企業が自社製品を買う事になり他部署にも「利他」の精神が伝わる結果となった。

仕事っていうのは繋がっているものであり「利己」に動くとそのつながりが絶たれる。「利他」に動けば繋がりは無限であり信頼と可能性が生まれる。


今会社に言いたいのは自社の目標数字は「目安」であり100が目標なら98の時もあれば103の時もあるわけで、上が毎月100に固執するから現場は「調整」する。無駄な残業したり値引きしたりして100に合わせる。現実を知らないでしょ?会社の利己はそこで、そのくだらないこだわりが俺にはみっともなく映るしそんな細かい事気にするのが会社の品位を落とすと思う。

100やった時と98やった時、粗利は100の方が高いに決まってる。純利益は?98の方が高いんじゃないか?と思うし、現場は悪い意味で忠実だから数字揃えるけどそういう原価意識だとか経費削減、社員の幸せ度とか利口さを考えると負荷のない正当な98の方が明らかにいい。


「目標絶対達成主義」は聞こえはいいけど経営側が言ってるとガッカリする。「純利益絶対確保主義」が一番しっくりくるし、必ずしも「達成」する事が正義ではない。いつしか「利益」が目標ではなく「達成」が目標になってしまった。全体を俯瞰して見るのが経営でありバリューチェーンという発言をするならそういう発想にならないのでは?と思う。

会社の体質は社員一人一人の意思で決まる。必ずしも役員が正しいとは限らない。ネガティブなやらないではなく念密に計算された「やらない」は会社にとって真のポジティブであり、やる事のリスクを回避しながら利益を確保している。


利他の98を選んで利益を確保しながら後々返ってくる110

利己の103を選んで利益を圧縮してずっと103


評価基準が明確だから社員はみんな「利己の103」を選んでしまう。みんな利己だから。

真に会社を想うなら「利他の98」を俺は選ぶ。


そもそも会社からの評価なんて井の中の蛙であり器が小さいと思ってしまう。そんな目で上を見ているし、たかがお金に囚われて利己に走るより利他の精神で色々な人と繋がったり、自分より上の人を裏から動かすほうが俺は楽しいんだけどな。

自分の知らないところで誰かと誰かが繋がり良好な関係になるのは本当に面白いし、自分自身が評価され表に出るより裏で貧しい生活してた方が楽しいです。実はよく考えると離婚もそんな感じだったのかもしれません。