気持ちが完全に過去に戻るときっとパニックになるのだろう。
子供達との良き思い出は鮮明に残っていて、それゆえにそこから今までの経過時間の感覚的早さが絶望のような気持ちにさせるのかもしれない。
元妻との生活が辛すぎたから子供達との繋がりを強くしているのだろう。
過去の別居生活で一定期間父子家庭を経験したがその時のやる気や、感じた希望は生きる強さを与えてくれた記憶がある。
あれは長男が幼稚園年中の時。毎日子供のことを想う生活がこんなに愛しいと思った事は無かった。
早く帰ってあげたい。夏の花火大会も二人で見て写真をお母さんに送ってあげようと二人で話した。夫婦は不仲ではあったが、子供には母親を嫌いになって欲しくない一心で、父である私に自分から決断しついてきてくれたけど、心が痛む思いがした。
当時夫婦はいがみ合っていたけど、いつか家族全員で仲良く暮らせる日がくると頑張っていたし、自分の家族には散々離婚しろと言われたけど、離婚なんて不仲程度でするもんじゃ無いとよく説得というか、自論を展開していたと記憶している。
自分の家族の意向とも逆行し、真ん中にいた気がする。
なにしろ離婚に値する状態だったのかもしれないし、自分の家族は元妻にバカにされた感覚になったのかもしれないが、そんな意地の張り合いより離婚を回避するのが自分の中で最優先事項だった。そんな心でいたので離婚した事や離婚に進んだ自分は相当追い込まれていたのだろう。
離婚に向けた話を進めている時、正当な理由があったわけではないから強い意志があればどこかで止まるだろうし、元妻にはそんな強い意志があるかを試した部分はあった。
自分が過去に強い意志を持って離婚を回避してきたように元妻にもその意志はあるのか確認したかったのだろう。
夫婦というのは鏡でなければならないと思っている。助け合うもので時にはどちらかが離婚に進む事なんてどんな夫婦でもあり得る。
結果は離婚が成立した。
家族を養う重みを軽んじて過去に何度も離婚を切り出したゆえに止める力もなく、言葉だけの引き止めはあったものの行動は無かった。
相手に対して重みなく付き合う人間は結局のところ軽い人間で強い意志はない。簡単にわがままを言うし、簡単に切り捨てようとする。簡単に傷つけるし、軽い気持ちで物事を判断する。
大した意志もなく大した事ばかり言う人は信用ならない。何かの決断の先にどういう未来が待っているかがしっかり考えられていないのだろう。
家族、仕事は自分の中で最重要で、実は時間においては相反する関係だと思う。もう少し家族に使える時間を確保していたら、未来が変わっていたのかもしれない。
ただ大切なものは二つ持つ事はむずかしくて、どちらかが犠牲になってしまう。私の場合家族との時間が犠牲になった気がする。
強い意志を持つから会社には責任を取ってもらう。会社すなわち自分自身だから自分が強い意志で引っ張り、社員がプライベートも充実できるような仕組みづくりをして家族との時間を大切にしてほしいと思っている。
幹部が会社を動かすんじゃない、俺が会社を動かすんだ!俺が自ら行動し超高効率で利益を確保しお客様にも喜ばれ、早く帰る!
口だけじゃなくまず行動!そして実績を残す!
生意気な社員だろうけど出世には本当興味ないから何も怖い事ない。
普段はこんな言い方しないけど心の中では本気でそう思っているし、権力を振りかざすような奴がいるとどうやって潰してやろうか考えている。
下の人間は自分よりできなくて当然。上の人間は自分よりできて当然。だから下から突き上げる事が会社を成長させる秘訣なのかもしれません。
上の人には私自身から尊敬させてほしい。そういう存在であってほしい。そう願うばかりです。
自分の中で自分主体のドラマがあって再放送はできないし、寂しいと言うとますます寂しくなるから強がって寂しいと思わないよう本能で寂しく感じなかったのかもしれないけど、本当はずっと前から心が傷ついていたんだろうし、その癒しが子供達でそれが強く心に残った事で鮮明な思い出に残りそれがつい先日のように感じて、だけど実際にはもうだいぶ昔の事で、その現実を受け入れられない時にパニックを起こすのかもしれない。
いつまで苦しむのだろう。先は長い。