第二次別居生活のある日家に帰ると地域の裁判所から手紙が来ていた。

なんだろう?

開けてみると婚姻費用分担調停の手紙だった。


「やりやがったな!」


妻に可能な範囲の生活費は渡していたし家族クレジットカードも渡していて妻はしっかり使っていたがいわゆる離婚に向かわせる為の婚姻費用分担を求めるものだった。

離婚時は生活のためのローンや財産はプラスもマイナスも財産分与の対象だが、婚姻中のローンは加味されずあくまで家や車は所有者の財産に加味される為、ローンは婚姻費用分担の除外にはならない。なぜなら婚姻中だからだ。

財産分与と婚姻費用分担は全く違うもので離婚したい女性はこの仕組みを利用し夫を追い込み「離婚した方が楽」と思わせ離婚に仕向けるらしい。当時そのように妻が言っていた。


「汚ねぇ!」


ネットにこれが出てるのも残念な話だけど、実際の調停もまさにこの通りの話だった。

俺は調停で「家族の為の家や車でしょ?」と話したが、調停委員は全く受け入れなかった。

「〇〇さん、だから夫婦はうまくやってくださいという事なんです」と。

こんな理不尽は無い。家族、家庭の為に必死で働いてやっとの思いで生活しているのに、必死に離婚を回避しようとしているのに、働く男は守られていないんだなと感じた。ただ、贅沢な家や車を夫が買っているならそれは妻側が守られるべきだからそういう人もいるだろうからやむを得ないのだろう。

当然1回目調停は不調に終わった。

どちらが悪とは言わないのが調停だし、話し合いができない奴らがいく先が裁判所で調停なわけだから不調になるに決まってる。

子供がいなくてこれなら即離婚してたと思う。ただ子供を考えると離婚は絶対できない。

自分が味わえなかった両親との生活を子供達には味合わせたかった。

調停のあと妻に電話し取り下げをお願いし承諾。

第二次別居生活が終了。


なんとか離婚は回避できた。


つづく