平成13年4月から始めた歩数計「平成の忠孝」の積算開始、約2年6ヶ月かかって19日Σ7644Kmに達し、京都府を通過し、いま兵庫県の海岸線上を歩行している。この間、ざっと計算すると1日8.5Km。

 北海道海岸線には約1年、秋田37日、山形10日かかった。福井県の海岸線403Kmは70日で平均5.7Km/日であっ た。京都の海岸線は302Kmで43日で1日平均7Kmと若干歩行距離が増えた。
 福井、京都府通過時に1日あたりの歩行距離が減ったのは、8月16日の滑落による腰痛臀部痛、シルバーウイーク中の腰痛再悪化、11月に入って浴室の清掃中にも腰痛を再々悪化させたことで、全コースの徒歩通勤ができなかった日が増えたためである。今も、まだ腰痛は多少残っている。かねてから腰痛は年に1-2回程度は生じていて私の健康上の問題点の一つであったが、この夏以降一層頻度が増した。要注意事項である。

 京都市には国際会議場があり、日本内科学会、血液学会等で10回以上も訪れ、私にとって比較的馴染みがあるところである。有名な寺院は訪問してみた。しかし、京都市は県の内陸に位置して、奈良や大阪と近く、府の海岸線を意識したことは今回までほとんどなかった。

 京都府の海というと私にとっては舞鶴のことしか知識がなかった。
 私が3-4歳の頃、実際の記憶はないが同じ歳の従兄弟の一人が海岸で事故に遭い死亡した。この話は何度も聞かされていた。なんでも同じ年に3人従兄弟が生まれればそのうちの一人は欠けるのだ、そんな言い伝えがあると言うことを何度も聞かされながら育った。これは幼少期の話題としてとてもインパクトがあった。もう一人の従兄弟は2年ほど前に死去した、という。結局、最も病弱であった私が70歳まで生き延びてしまった。もう一つの舞鶴の話題は、小学生の頃ラジオのニュースでシベリア等からの引き揚げ船が頻回に入港したことが報じられ、地名をして記憶に残っていただけであった。

 今回、京都府の海岸を意識したのは、歩数計「平成の忠孝」は海岸線の測量のコースを模して歩くものであり、そのコースを地図上で辿り、初めて知ったものである。

 京都の海岸線上には大浦半島、丹後半島があり、その間に挟まれて舞鶴湾がある。松島、広島の厳島と合わせ日本三景と呼ばれる天橋立はこの地にあることを初めて知った。私は日本地理、世界地理ともに真面目に学んだことがなくほとんど知識がない。だから、座右には地図を置き、話題が出るたびに調べている。全国の海岸線の様子については歩数計「平成の忠孝」を通じて遅まきながら勉強中である。

 兵庫県は日本海と瀬戸内海に面している。こんな県は珍しい。他に思いつかない。日本海側の海岸線は110.33Kmと長くはない。無理せず2週間で通過したい。次は鳥取県である。