4月23日に開催されたロンドンマラソンで、ケニアのケルビン・キプタム選手が世界歴代2位の2時間1分25秒で優勝しています。

 

 

 

元々はハーフマラソンを中心に走っており、ベストタイムは2020年にバレンシアマラソンでの58分42秒になります。日本でも2020年の丸亀ハーフマラソンを走っており、1時間57秒で8位に入っています。

 

 

 

 

初マラソンで2時間1分53秒を記録しています。キフチョゲ選手、ケネニサ・ベケレ選手に次ぐ記録ですが、2度目のマラソンでの快挙です。

 

キプタム選手はまだ23歳です。一気に世界の舞台に駆け上がった感じですが、詳細についての情報はほとんど確認することができません。現在はコーチもつけず、自身でトレーニングをおこなっているようです。

 

6代メジャーマラソンの制覇を目指す世界記録保持者のキプチョゲ選手は、4月17日に開催されたボストンマラソンでは8位という結果に終わっています。

 

2時間1分台で2度走ったのはキプチョゲ選手とキプタム選手だけですが、同じレースで走ったことはありません。直接対決が実現する可能性は低いと思いますが、キプタム選手がキプチョゲ選手を脅かす存在であることは間違いありません。

 

キプタム選手は秋のレースで世界最高記録更新を目指すことになるのではないかと予想していますが、次回のレースを注目したいと思います。