一昨日の投稿でマラソンの一流選手のピッチとストライドについて触れました。一流選手の全般的にストライドは大きく、身長も影響することが理解できました。

 

市民ランナーの場合はどうでしょうか? 状況は変わることが想像できます。そもそも走るペースが異なりますので、一概に比較することはむずかしいと思います。ストライドが小さくなることは容易に考えられますが、ピッチについてはどうでしょうか?

 

SNSの投稿を見ると、キロ4分台でも190前後で走っている方が結構いるように思います。いわゆるピッチ走法になると思います。中には200を超えている方もいます。

 

一般的には市民ランナーにはピッチ走法よいとされることが多いようです。特に初心者についてはです。意識的にピッチ走法にすることを推奨されているケースさえあります。果たして、そのまま信じてよいのでしょうか?

 

 

 

ピッチとストライド、身長比が簡単に計算できる便利なツールがありました。

 

キロ4分でピッチ190歩/分で走った場合、ストライドは131.5センチ、身長を170センチと仮定すると身長比は77.3%という数字になります。ピッチを180歩に下げると、ストライドは138.8センチ、身長比81.6%となり、7.3センチ歩幅を広げる必要がありことがわかります。

 

市民ランナーにとってピッチを10歩上げるのか、ストライドを7.3センチ広げるのかという話になったとすると、どちらを選択するのが妥当か非常に悩ましいところです。

 

あくまでも私見になります。ピッチを上げるよりストライドを広げる方が、有効性は高いのではないでしょうか?

 

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