9月27日の投稿にて、ランニングでふくらはぎが太くなる理由について考えてみました。理由は単純にふくらはぎを使って走っているためだと考えました。

 

 

 

30代前半トレーニングジムでカーフレイズを頻繁に行っていました。定期的に体のサイズ測定をしてもらっていましたが、ふくらはぎ周りは38センチほどあったと記憶しています。ランナー仲間からもふくらはぎの太さを指摘されたことが何度かありました。

 

※今では考えられないぐらい、ふくらはぎが太いです

 

その後トレーニングジムを止めてカーフレイズを行わなくなりましたが、ふくらはぎ周りは2~3センチは細くなりました。カーフレイズを止めたことが一番の原因であることは疑いの余地はありません。現在は約34センチとさらに細くなっています。理由は単純にふくらはぎを使わなくなったからだと思います。

 

以前はランニング後にふくらはぎが筋肉痛になることがありましたので、地面を蹴り出す動作を行っていたと推測しています。ランニングでふくらはぎを使うのは着地と蹴り出しのタイミングなリます。

 

 

 

 

現在ではアキレス腱はともかく、ふくらはぎが筋肉痛になることはありません。シューズを確認してもつま先、踵部分はそれほど減っていません。地面を蹴って走る動きが改善されたためだと推測しています。

 

日本人ランナーに比べてアフリカ人ランナーのふくらはぎは細いのは間違いない事実です。さらに日本人ランナーは筋腹(筋のふくらみ)がより下方から始まっているのに対して、ケニア人選手上方から始まっているのが特徴です。日本人ランナーのふくらはぎがもっこりして見える原因だと思います。

 

 

 

この動画の第一集団のアフリカ人ランナーと第二集団の日本人ランナーのスローモーションでの脚の動きを見るとよくわかります。

 

アフリカ人ランナーは接地と同時に脛が倒れて、足と股関節で身体を支えています。ふくらはぎに力が入ることなく着地しています。日本人ランナーは接地の際に膝から下が振り出され、足と膝で体重を受け止めています。接地する前にふくらはぎに力が入り、着地したときのふくらはぎのふくらみがはっきりわかります。

 

 

 

この図は以前作成したものに加筆したものです。私自身はアフリカ人ランナーの走りを目指すということでフォーム改造に取り組んでいます。具体的には脚を振り出さない走りになりますが、腿と膝から下(脛)を意図的に前に運ばないことです。このフォームを実現できれば、ふくらはぎへの負担は格段に減るはずです。

 

私自身のふくらはぎが細くなった理由はふくらはぎを使わない走りに変わったからだと思います。足を振り出さないで走ることをとにかく意識して結果であることは間違いない事実と考えていますが・・・果たして???