6月21日に投稿したミズノ  『本気の反撃 』  シューズが7月の中旬に発売されます。

7月1日にプレスリーリスされました。

 

 

 

 

 

 

ミズノのホームページを確認してみました。

 

 

 

ウエーブデュエル ネオについては、「軽くて反発性に優れたMIZUNO ENERZYとMIZUNO WAVE搭載。軽さを追求したハイスピードモデル」 と説明されています。

 

 

 

『MIZUNO ENERZY』はミズノが開発したシューズ用高反発ソール素材になりますが、キャッチプレーズは 『全部エネルギーに変えろ。』です。

 

動画の中の素材開発の方の言葉です。

「パフォーマンスを向上させるために開発した素材です。その素材の持つ特性としては、柔らかく高反発な素材になります。出来上がった瞬間の〝ブルブル感〝ですかね。反発が止まらない感触がありましたね。」

「ようやくレベルが〝がッ〝と上がったような材料ができたかなと思っています。」

 

この素材を受け、商品開発の方はこのようにいわれてれています。

「彼が素材を持って来た時に、本当にすごい材料だなって一発でよくわかりました。」

「この材料のすごいところは、グッと大きくエネルギーをためて、それを余すところなく反発させるところなので、シューズでもはっきりと体感できる、最大限活かせるものにできたと思っています。」

 

ミズノの自信作といっていいでしょう。この素材は、ランニングだけではなく、陸上のスパイク、バレーボール、ハンドボールのシューズにも採用されています。

 

そしてもう一つの、 『MIZUNO WAVE』 についてはみなさんもご存知のように、ミズノのシューズ独自の波模様のソールです。原形は1985年に発売されたシューズに搭載されていたようですが、現在の波型は1997年に発売されたシューズに採用されました。

 

MIZUNO WAVE開発物語

 

WAVEの形状もいくつかあり、目的に応じて使い分けられているようです。私自身は全く知りませんでした。

 

 

私が持っているミズノのシューズは1足だけですが、 『MIZUNO WAVE』 が搭載されています。10年ぐらい前に購入したレース用シューズになりますが、現在でも後継と思われるものが販売されています。ソールのパターンがほとんど変わっていないのには驚きました。

 

 

 

その他の特徴としてはアッパーの素材と、かかと部のサポート形状です。製品紹介の中ではこのように書かれています。

 

「軽量性を維持しながら、まるで素足のようなフィット性を実現するニット素材を採用。更に、足首をホールドすることで、脚とシューズの一体感をより向上させる。」

 

そして、ソールになりますが、非常の珍しい単一のパターンです。私自身が一番画期的だと思ったのはこの点です。

現在では、足裏の部分によってソールの材質、パターンを変えるのが当たり前になっていますが、WAVE DUEL NEO後部にへこみがあるものの、同一パターンで仕上げられています。

 

 

製品紹介ではこのように書かれています。

「軽量性を維持しながら、縦方向へのグリップ性を高めるように設計されたG3ソールを採用。いかなる状況の地面でも自分のパワーを推進に変える。」

 

個人的には、ソールはあまり気にしていませんでしたが、本当に違いがあるのか試してみたいものです。

 

今回、ランナーの走力に応じて4種類のシューズが販売されることになります。

 

ウエーブデュエル ネオ

 

ウエーブデュエル ネオ ロー

 

ウエーブシャドウ4


ウエーブリボルト

 

ミズノは、このシューズのターゲットを市民ランナー、学生の駅伝ランナーとしています。あえてナイキとアシックスとの競合を避けているように思います。

同じ土俵で勝負するのではなく、カーボンソールになじめないランナーを取り込む戦略ではないでしょうか?

 

確かにトップランナーと同じような走りが、私たちのような一般のランナーにできるかといえば難しいでしょう。

 

最近では、一般のランナーでもナイキの厚底シューズを履いているのを頻繁に見かけます。

『本気の反撃 』  シューズが、厚底ブームに一石を投じることを期待したいと思います。