東京オリンピックの男子マラソン最終選考を兼ねた、びわこ毎日マラソンは、悪コンディションでしたが、日本人選手は健闘をしました。
今までであれば、後半ずるずるとペースダウンし、アフリカ人ランナーと大差がついていました。

今回は優勝タイム2時間7分29秒でしたが、日本人選手は、2時間10分以内4名、10分台4名と、まずまずの走りだったのではないかと思います。

びわ湖毎日マラソン2020の結果

日本人トップの作田直也選手のフォームは、とても素晴らしいです。陸上関係者から見ると、たぶん上下動が大きく、ロスがあり、要改善ではないでしょうか?
私自身、作田選手のことは全く知りませんでしたが、日本人では、中々見ることのないフォームだと思いました。


私が理想としている、アフリカ人ランナーに、非常に近い走りだと思います。私の記憶の中では、ナンバーワンです。
 

 


実際のレースでの、作田選手を含む日本人3人のフォームを、見比べてみてください。
一番わかりやすいのは、腕振りの違いです。ただ、腕振りは、結果でしかないため、真似すればいいというものではないことを、ご承知ください。

 

※動画は削除されています、悪しからず

各選手のひじを引いた時の動きに、注目してください。
トヨタ自動車九州の奥野選手は、ひじを引いた後、すぐに前に振り出しています。富士通の鈴木選手は、ひじを引いたときに、一瞬ですが止まります。

対して、作田選手はひじを引いた後、ワンテンポ置いて、前に腕が出ています。
この動きこそが、アフリカ人ランナーと、日本人ランナーの大きな違いです。
 

 

キプチョゲ フォーム

※世界最高記録保持者の腕振り注目!

この腕の動きは、着地の仕方が大きく影響していると考えています。

 

 


先の投稿でも触れていますが、私自身が考えるには、着地がすべてではないかと思っています。
なぜなら、前進するためには地面から力をもらうしかなく、唯一地面に接しているのは、足の裏です。
この点についても、あらためて考察したいと思います。

最後まで読んでいただいた方は、???だと思います。

今現在、私が取り組んでいる課題は、着地はいかにあるべきかです??? 迷走(瞑想)しています!!!