10月末に、真っ暗闇で音も遮断された世界で、1時間の活動をするDIDという体験に参加しました。 

生まれて始めての超深い感動が胸に迫る体験で、人生が変わりました。 
目が見えない、視覚が使えないと、自分の感覚に一気に大きな変化が起きます。 

最初は恐怖と大きな不安の嵐です。 

一歩も歩けず、立ちすくみます。 

次に嗅覚や聴覚、味覚などの五感が、ものすごく鋭くなります。 

さらに暫くしますと、手に物を持って必死に強く、強く見ようと思うと、なんと、その物体が見えくるのです。 

大脳にある視覚野に、見えたと同じ信号が送られて、物体が見えているように感じるのです。 

信じられない不思議な体験でした。

8名がグループになって活動(移動)するのですが、それを誘導してくれるアテンドは、視覚障害のある方でした。 

この暗黒の世界では、障害者が健常者で、健常者が障害者です。 アテンドなしでは、全く孤立してしまいます。 

光のない世界は、想像をはるかに超えていました。

人間は助けなしに、一人では絶対に生きれないことが心と体で分かりました。 そして、暗闇は決して恐れることのない世界であることが分かり、生きることに勇気と元気が湧きました。