こんにちは。コンシェルジュの辻です。
おまたせしました!! ご好評をいただいている荒井宗羅さんインタビューの第3回をお届けします!

荒井宗羅(あらいそうら)さん は前回ご紹介したとおり、日本文化発信と異文化交流の担い手として国際的にもご活躍されている茶道家。すでにサポーターとしてSNS「マイフェアオヤジ」に加わっていただいていて、“オヤジ磨き”だけでなく女性サポーターたちの“オンナ磨き”にもご参加いただいてますよ!

第1回の記事はこちら です。
第2回の記事はこちら です。


第3回【いい男論、いい女論】

――SNS「マイフェアオヤジ」を通じて、どんな男性たちを世に送り出したいとお考えですか?

宗羅さん 「ふりまわされない男、かしら。たとえばチャンドラーの描くフィリップ・マーロウのように、ダンディで、ちょっぴり女性に弱くて(笑)、けれどもゆるぎないこだわりがあってタフな男性が増えて欲しいですね」

――マーロウ!ダンディの極みですね。

宗羅さん 「ダンディズムって、利己的でないことが重要なのではないかしら。頭の先から足の先までばっちりオシャレをしていても、目の前の相手に関心を持たない、自分にしか興味がない…なんて振る舞いを見るとがっかりしてしまいますわ。どんなにファッショナブルでも、鏡の中の自分に酔っている方は“違うでしょ!”って思います」

――確かに、これ見よがしにオシャレをしてます!という人はお近づきになりづらいですよね。

宗羅さん 「ダンディズムを持っていても、表には出さない…。つまり“粋”であってほしいと思いますね。粋というのは、たとえばシャイだとか、ハズシだとか、そういうことにも通じるのですよ。全身ばっちり決めているけれど髪はとても無造作にまとめられたり、だとか、そんな隙を演出できる方は素敵だと思います」

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“浴衣”がドレスコードのイベントに、まるで洋服のようなモダンな柄の浴衣で登場した宗羅さん。いつも和服のイメージが強い宗羅さんだからこそできる、ハズシ技がにくい! まさに「粋」な一枚です。

――宗羅さんにとっての「いい男」ってどんな男性なのですか?

宗羅さん 「人生という時間は有限だということを知っている男性ですね。エンディングがあるからこそ、その瞬間瞬間に出逢う人を大切にできるのですし、何事もおそろかにせずに真摯に対応ができると思いますもの」

――とても内面的で深いお話ですね。

宗羅さん 「わたくしね、本当は男性として生まれたかったの。しかもアメリカの大統領になりたかったんですよ」

――大統領!?それはまた一体なぜ・・・。

宗羅さん 「だって、世界を動かせるから(笑)。単純な発想ですよ。でも、それだからかしら、殿方にもなにか壮大な野望というのでしょうか、スケールの大きな夢を持っていてほしいと思っているの」

――女の子にモテたい、というささやかな望みで生きていてはダメですか?(笑)

宗羅さん 「ダメではないですよ、ダメではないけれど、もっと大きなイメージやグランドデザインを持ったうえで“日常”を楽しむというのが素敵なんじゃないかしら」



【サポーターとして、女性として】

――では話題を変えまして、サポーターとして大切な心がけとは何でしょうか?

宗羅さん 「わたくしを含め女性って基本的におせっかいな生き物ですけれど(笑)。やはりサポーターとして男性を支えるためには、まず一人の女性として魅力的であるべきだと思いますね」

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洋装姿もドキッとしてしまうセクシーさ。スタイル抜群の宗羅さん、さりげない着こなしの中にも美意識の高さが光っています。

――(汗)。背筋が正されるお言葉です。

宗羅さん 「けっして頭でっかちではなくてね。知識だけ、美しさだけでなくて、お一人お一人の状況に目を向けられるトータルな人間性が大切ですよね。ときには母親のように叱ったり、包み込んでさしあげたり…。そしてね、ここが一番大切なのだけど、秘密は絶対に口外しない。秘密はお墓の中まで持っていくのです」

――秘密はお墓の中まで。またしても大切なことを教えられた気がします。

宗羅さん 「生きるうえでのセオリー、哲学のある女性になりたいですよね。たとえば小さなことですが、お料理。誰かに出すものでなくても、手間をかけてきちんとおいしいものを作る女性でありたいです。お蕎麦を食べようかしらと思ったときに、自分で打つとまではいかなくても、ていねいに茹でて、わさびを摺って、器を選んで、薬味なども美しく盛って…」

――自分にちゃんと手間隙をかける、と。

宗羅さん 「そういうことね。あと、後ろ向きはやめることかしら。わたくしは“日々是好日”という言葉がとても好きなの。なにか困難なことがあっても、これを乗り越えればもしかしてモノが書けるかもしれないわ、とか、めったに経験できないことをタダで味わえてありがたいわ、と思うようにしているのです」

――すばらしい!ポジティブ発想ですね。

宗羅さん 「悩んでいる人って、結局、悩んでいる自分が好きなのじゃないかしら。くよくよしていても、表情が暗くなるだけですのに」

――うっ。耳の痛いお話です・・・!

宗羅さん 「うふふ。そうね、わたくし、“マイフェアオヤジ”の中ではけっこう耳の痛いことを申し上げるかもしれませんね(笑)。殿方に対しても、褒めたりなだめたりするだけでなく、びしびしとご指導して差し上げて参りたいですね」

――叱られたい男性も大募集!ですね(笑)

宗羅さん 「どんどん叱らせていただきますよ! 先ほども申し上げたとおり、わたくしは男性に生まれたかったの。だからこそ、男性はわたくしより幸せになってほしいと思っています。やりたいことはしっかりとやりつくしていただきたいですね」


厳しくも、やさしく、そしてあたたかい。
男性に対しても女性に対しても、
一定の距離感を保ちながら惜しみなく愛情を注ぐことができる、という
粋人の懐の深さに感じ入ったひとときでした。

これからも続々と女性サポーターをご紹介していきますね!
どうぞお楽しみに!