2012年の9月から、発行してきましたこの記事は、
今回で600回目の発行となりました。

長年ご愛読いただき、ありがとうございます。

また、筆者のFP業務は、
創業から21年目を迎えております。

今回は、改めて筆者のFP業務への思いを、
述べさせていただきます。

お伝えする内容は次のとおりです。

・人生の行程表(R)とは
・筆者の業務基本の「独立系」FP
・相談者に寄り添うFP

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人生の行程表(R)とは
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筆者のFP業務で使っているオリジナルツールに、
人生の行程表(R)があります。

人生の行程表(R)は、
セミナーでは参加者に、また相談にみえた方にも
ご自身で描いてもらうことがあります。

自ら思い描いている人生を、
最初はお金のことは考えずに、
白紙の用紙に書いてもらっています。

書き終えた後は、
徐々にお金のことも考えながら、
これからの人生の行程を、描いていくものです。

ただ、対面の相談の時は、
相談者の方に、筆者が質問をしながら、
また問答をしながら、
意識的に、また相談者にとっては、
知らず知らずのうちに描くこともあります。

自分で書込んだり、話した内容ですので、
描いたその後すぐに、
長期的な計画であれば、また5年10年後に、
実現していく方がみえる、
「魔法のツール」とも言えます。

なお、人生の行程表(R)を完成するには、
少なくても1時間は必要です。

従って、約1時間で行っている、
初回相談では、
時間的な制約から利用はしておりません。

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筆者の業務基本の「独立系」FP
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また、筆者は企業組織に属することなく、
FP業を営んでいる、
「独立系」のファイナンシャルプランナー、
FPです。

従って、一時はFPの代名詞ともいわれた、
保険商品、それに株式や投資信託といった
金融商品の販売もしていません。

実は、筆者も創業当初は、
これらの商品の販売もしていました。

しかし思うところがあり、
本来のFP業務がしたく、
既に、この連載記事を書き始める
10年以上前から
「独立系」FPとして活動しています。

ただし、「独立系」FPは、
保険商品や金融商品を批判するFPと、
思っている方もみえます。

たとえば、保険見直しの相談を受ければ、
客観的にまた公正中立に、

保険商品は、貯蓄と保障の機能がある
金融商品である観点から、
その商品の内容を見極め、

単に、相談者の家計収支に優位になるように、
単に解約を勧めるのではなく
加入中の商品で手直しする提案などを、
することもあります。

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相談者に寄り添うFP
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私は、相談者に寄り添うFPを心掛けています。

筆者に相談される方のなかには、

あることを実行したけど、
決めるには複数の選択肢があり
どれがいいのか、自分で判断できない。

また、自分なりには決めたけど、
決めた判断の後押しをしてほしい。

このような場合は、
最後の選択や決断をする、
何かが、欠けていることがあります。

そこをフォローして、
自らが決断できるようにしてあげること。

また、特定の課題の解決に限らず、
相談者といっしょに、
これからの人生のプランニングの作成して
実行のフォローをしていくこと。

このようなとき、
相談者の今まで考えてきたことを
「ひとひねり」することで、
素晴らしい人生が浮き上がってくるのです。

これができるのが、FPの業務経験と
専門的な知識だと思っています。

また、人生の羅針盤として、
「人生の行程表(R)」は、一度作成したものを、
人生のターニングポイントごとに、
見直しなら
手元において生涯活用できるものです。

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◆    今週のポイント
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FPは時代の変化に対応しながら、

常に、その変化に対応した、
また、いつの時代も変わらない

さまざまな相談に対応できる、

スキルが必要だと考えています!

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◆ 編集後記
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2年後のこの記事の第700号発行の時、

どんな世の中になっているのか、

楽しみです!? 
 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第600号)
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