今回は、筆者がある講演会を聴講した時、
聴講者同士のディスカッションがあり、
そこで、話し合われた内容で、
筆者が思ったことを記事にします。
お伝えする記事の内容は次のとおりです。
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物価高騰に対応しない
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ここのところの物価高騰は、
家計に影響を受けている家庭も
多いようです。
しかし、そんな中、
私のところは今までと支出額は
変わらない。
物価が上がっても
自分のところは対応していない。
といった方も複数みえました。
その方々の話されたことは、
確かに、今までと支出額は変わらないようです。
しかし、食料品に限ってみても、
支出の内容は変えて、
今までより安価な品物を買うといったような、
「工夫」はされているようでした。
それより、物価が上がっても、
支出額が変わらない要因に、
次の理由があるようにも思ったのです。
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買い物する時間を決めておく
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それは、買い物する時間を決めて、
買い物をすることです。
この時間には、
主に2つの意味があります。
1つ目に、
スーパーなどで、
陳列されている商品が、
1割や2割、半額といった割引になる
時間帯に買い物に行くことです。
2つ目に、
お店の滞在時間を、
何分間と決めておくことです。
短めに、滞在時間を決めておけば、
あらかじめ決めた商品を買うだけで、
時間になり、
その店で、初めて目についた
予定外の品物を買うことはなく、
後々、衝動買いの無駄使いだったと、
反省することもなくなるようです。
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住宅を購入するときも同じ
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滞在時間を決めて買い物をするのは、
食品などの買いものをするときに限らず、
住宅など高額な買い物をするときにも
言えることです。
住宅を購入するとき、
マイホームを持てる高揚感からか、
住宅販売会社の担当者が、
せっかくだからと勧められて、
購入を決めたものがあったとします。
しかし、住宅購入後、
落ち着いて考えてみれば、
建築資材を高価な品質に変えたため、
維持費の費用が余分に必要になった。
そもそも、必要のないものだった。
と、世間一般的には、
販売担当者の提案は有益なものであっても、
購入者個人にとっては、
購入物件を決め、
今後のスケジュールを決めて
すぐに帰ればよかったのに、
長居をしたばっかりに、
その分、無駄にお金を使うことになった。
こともあるようです。
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下調べ、準備が大切
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つまり、支出の額の大小に限らず、
何を買うのにいくら使うか、
事前にきめてから買い物に行けば、
その買い物をするだけで、
帰ってくることができます。
また、買いたいものはあるけど、
何を買ったらいいのかわからない、
買いたい品物の候補が複数あるとき、
そんなときは、
・その店の滞在時間を決めておく
・その日は絶対買わない、予約もしない
と、いったように決めておくことです。
また、後日あの品物はよかったと思っても、
ご縁がないものだったと
承知して割切ることは、
そんなに難しことではありません。
また、住宅など高額な買い物では、
購入するのに際して、
疑問に思っていることを事前に書出して、
販売担当者に質問して答えてもらえば、
担当者は、その道のプロですから、
その質問の内容から、
購入者がどのような住宅に住みたいのか、
その希望が具体的になり、
その希望に叶う、
購入物件の提案をしてくれるでしょう。
また、無駄な時間も費用も抑えることができ、
より快適に過ごせる住宅が購入できるでしょう。
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◆ 今週のポイント
買い物するとき、長居は無用!
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◆ 編集後記
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今回の記事は、
「趣味は買い物!」という方にも、
ご一考いただけると思っています!
人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第556号)
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