☆お知らせ☆

いつも、お読みいただき

ありがとうございます。

 

充電の時間がいただきたく思い、

そこでしばらくの間、

休刊させていただくことにいたしました。

 

申し訳ございません。

 

家計も一度充電することも大切かも!?

 

それでは、本日の記事です。

「自宅の本来の物件価格を確認する方法 (後半)

  ~資産価値はなぜ必要か~」

 

11/4(金)は、住宅を購入するときは、

生涯のライフプランを立て、

また、購入する物件の表示されている価格でなく、

本来の価格を知ることも大切だ。

ということを、

Mさんの住宅購入を例にお話し、

また、最後に、

「購入した住宅は、資産価値があるものとして、

重要な役割を果たしてほしいのです。」

ともお話ししました。

 

そこで今回は、

この資産価値は、具体的にはどんなもので、

なぜ住宅を購入するときに必要なのか、

その理由を、お話いたします。

 

記事の構成は次の通りです。

・資産価格とは

・資産価値が高い住宅

建物でなく土地で売買する理由

・資産価値のある住宅を購入する理由

・資産形成のためにも大切な住宅

 

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資産価値とは

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この記事でお話しする資産価値とは、

簡潔にいえば、住宅を購入した後、

その住宅を売却するとしたら、

その時の値段のことです。

 

また、住宅購入資金を借りて、

返済に住宅ローンを組む時の限度額と、

考えてもいいでしょう。

 

たとえば、売値が3000万円の物件でも、

3000万円、全額融資をしてくれる物件や、

2000万円しか融資してくれない物件もあります。

その違いは、担保にする物件の違いです。

つまり、資産価値が違うということです。

 

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資産価値が高い住宅

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資産価値が高い物件の特徴としては、

誰もが住みたい家です。

 

たとえば次の2つです。

(1)土地の条件として

・敷地は、平坦で起伏のない

・三角や台形ではなく正方形や長方形

・さえぎるものがなく日当たりがいい

・隣地との地境が明確にされている

・自家用車が十分すれ違える幅の道路に

接している

(2)立地(住む人によって評価が変わります)

・文教地区

・商業地区

・鉄道の駅が近く、交通の便がいい

・昔から名の通った地名

といった物件です。

 

反対に、資産価値の低い物件は、

たとえば、

・自治体などが制作しているハザードマップ

などで、大雨の時に水害になりやすい

・幹線道路が近く騒音の激しい

・犯罪が多発している地域に近い など

 

つまり、物件価格はお値打ちで、

自分にとってはよくても、

多くの人が、住みたいと思わなければ、

資産価値は、高くならないのです。

 

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建物でなく土地で売買する理由

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ところで、家が建っている土地を売却するとき、

一般的には、

その家を解体して更地にしてからの方がいい。

といわれることがあります。

 

その理由は、

建物を解体して更地にした方が、

高額な売買が期待できるからです。

 

なぜなら、

土地は、購入後、特に手入れをすることもなく、

保持続けることができます。

また、地価は、株価などより穏やかに変動する

ともいわれ、資産運用の対象になっています。

 

しかし、建物は、いくら修繕費をかけて、

手入れをしても、築年数とともに劣化して、

資産価値、つまり売却価格は下がっていきます。

 

その物件を購入する立場で考えれば、

建物は不要で、土地が欲しいとき、

築古の建物を解体する費用を含めた値段で

買いたくなるからです。

 

残念ですが、住んでいた人の、

その家への思い入れは、

売買価格の評価の対象にはならないです。

 

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資産価値のある住宅を購入する理由

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このようにみてきますと、

資産価値のある住宅は、

高額になる傾向ではあります。

 

しかし、資産価値のある住宅を購入すれば、

 

住宅ローンを返済中に、

住宅を売却する事態が起きた時、

自宅を売却した費用で、

住宅ローンを完済することは可能です。

 

また、老後の生活を準備する歳になって、

住んでいた住宅を、住替えたいと思ったら、

資産価値のある住宅を売却することで、

または、状況により担保にすることで、

その資金をねん出することも可能です。

 

繰り返しになりますが、

住宅は、生涯に何度もない高価な買い物です。

 

安易に購入を決めるのでなく、

購入する物件の本当の価格を見定め、

また資産価値のある住宅を購入すれば、

 

むしろ、安物買いの銭失いといった、

無駄使いをすることなく、

資産を形成することができます。

 

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資産形成のためにも大切な住宅

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また、人生どんなことをしたいのかを、

「ライフプラン」を作成して、

また、家計収支や貯蓄といったお金の動きを、

「キャッシュフロー表」を作成して

お互いに確認していくことは、

資産を形成していく上でも大切なことです。

 

住宅は、資産価値が高い分、

また地価の動きは穏やかな分、

資産を形成する上で、

その重要な役目を果たしているのです。

 

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◆  今週のポイント

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資産価値のある住宅を購入すれば、

 

その分、家計の資産も形成され、

 

人生の選択肢も増えるでしょう!

 

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◆ 編集後記

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将来を考えながら、

 

住宅の購入物件を選択する!

 

これだけでも、

 

住む家が変わるかも!?

 

 

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第515号)

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